南極に住む皇帝ペンギンの親子の暮らしを追った写真絵本です。
フワフワの赤ちゃんがお父さんやお母さんの足の上に乗っかっている姿がとても可愛く微笑ましいです。
でも可愛いだけじゃなく、極寒の地で生き抜く厳しさもひしひしと伝わってきます。父ペンギンは子育てのため、4ヶ月もの間絶食し、体重の40%以上も落としてしまうそうです。
親ペンギンの子育てに対する真剣さは人間の私から見ても、鬼気迫るものがあります。
このシリーズは4歳の娘も私もお気に入りのシリーズなのですが、本編だけでなく、あとがきがとてもためになります。さらに理解が深められる内容になっています。
自然の中で生き抜くことの厳しさが伝わってくる絵本です。