動物園で、おもしろそうなところを見つけたとぷう。
とぷうが、むらさきうでわのたいしょうに、
「いっしょにあそぼう」と言ったのに、
「だめだよ。うんと さきにきて あそんでるんだもの。あっちにいけえ。」と言われて・・・・・
怒ったとぷうは、ぽかんとたたき、取っ組み合いのはじまり。。。
かぜのこたちがけんかをするから、動物園はおおさわぎ。
見かねたライオンが怒って、かぜのこたちは帰っていきます。
でも。。。。
家に帰って、おかあさんに
「どこでけんかをしたの」と聞かれてビックリ。
なぜ分かったかって・・・
はるかぜがけんかをすると、うずまきがあたまの後ろについてしまうんですって。
おかあさんが優しくうずまきを消してくれるところも、とっても心あったまります。
とぷうみたいに けんかをしたら・・・子どもの顔がムスっとなりますよね。
どこかにけんかの印があって、それを消してくれる人、あったかく見守ってくれる人がいる。
それだけで、こどもは救われるのかもな〜と思わせてくれる絵本でした。