ラプンツェル」 ヒラP21さんの声

ラプンツェル 作:グリム
絵:マイケル・ヘイグ
訳:酒寄進一
出版社:西村書店
税込価格:\1,100
発行日:1991年
ISBN:9784890138296
評価スコア 3.33
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    「ラプンツェル」というと何となく反応してしまう私が、もう一冊と手にしたのがこの絵本です。
    調べると「ラプンツェル」には絵本も多いけれど、原作をモチーフにした小説、原作に刺激を受けた小説がなんと多いことでしょう。
    それだけに「ラプンツェル」のイメージは子どもから大人まで深く根付いているように思えます。

    さて、この絵本ですが、めくってみてとても違和感を覚えたのです。
    物語はまさにグリム童話そのものなのです。
    文字が小さいからでしょうか?
    本が薄いからでしょうか?
    内容は同じでも凝縮された感じは、子どもよりも大人の読者層を対象としたからでしょうか?

    何よりもうなってしまったのはヘイグの絵。
    残念ながら自分は邪悪さすら感じてしまったのです。
    私のラプンツェル像が崩れてしまいそう。
    なんともクセのある絵がき方。
    その中でラプンツェルと王子の若さだけは評価できるのですが、もっと恋物語風の描き方をしてほしい。

    ヘイグさんは、妖精のイラストでは有名な方のようですし、調べてみると自分好みの絵も多いのです。
    どうしてこんなことになっちゃったんでしょうか?
    原書の絵本は多いのに邦訳されている本が少なかったり、絶版になっているのはなぜでしょうか?
    日本人にはあまり支持されないということなのかもしれませんが、なんとも不思議な一冊です。

    こんな「ラプンツェル」もあるということです。

    投稿日:2011/09/21

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