おしゃれで美しいイラストに惹かれ、手に取りました。
町にナンティーソロという女の子がやってきます。その子は自分は子供たちを鳥に変えられるのだと言います。
大人は怯えて子供たちを彼女から遠ざけようとしますが、素敵なことが大好きな子供たちは、彼女の元に行って……。
私も絵本の中の大人のように怪しんでしまったけれど、「いったい、なににそんなにおびえているんだい?」というセリフにハッとしました。
とても不思議なおはなし。読み方によって、いろんな解釈ができそうなので、また時を変えて読み直してみたいと思いました。