この本を読んでいると、つくづくガーデニングは哲学だなと思います。
もちろん、実践しなければ何も始まりません。
どちらかといえば、天候や病害虫や環境が災いして、思い通りにならな
いことが多いのですが、そんな中から、少しづつ悟りながら、自分に合っ
たやり方を見つけていくのです。
だから、誰にも尋ねないで、一人で取り組んだほうがいいのだと。
庭づくりをする人たちは、
「今日という日を満喫し、明日に希望を持つことを覚える」
この一文を、しっかり胸に刻みました。
相変わらず、アンジェラ・バレットの挿絵は、繊細で品があって、美しい
です。