4歳の娘が3歳になった時に読んであげました。最初は『野菜が相撲?どんな本?』と思いました。娘もそんなに興味を示しませんでした。しかし、何故かまわしを着けた野菜達が柔らかいタッチで描かれた表紙に釘づけになりおもわず手に取ってしまいました。茄子や人参、大根や玉葱達が東と西に分かれてこきみよいリズムに乗りながら『みあって、みあって〜』と取り組みます。それぞれの野菜の特徴をとらえた勝ち負けの決まり方がまたおもしろいです。娘も『ひが〜し〜、に〜し〜』と一緒に声をあげて読んでいました。娘もいつの間にか虜になって親子でハマリまくっていました。最後の畑で夕日が沈むのをみんなで見てる絵があるのですが、そこで『ホッとする気持ち』と、どうしてかわからないけど『切ない気持ち』になったのは私だけでしょうか?