生駒山の山頂遊園地に実在する大型遊具「飛行塔」が意識をもっていて見てきたことを語ったら、というお話です。
ほぼ百年、激動の関西を静かに見つめていた…。
百年前、同じ設計者の大型遊具が各地に建てられましたが、現存するのは生駒山の飛行塔のみ。
ほかは太平洋戦争時の金属拠出で解体されてしまいました。飛行塔は大阪湾から奈良盆地まで広範囲に見渡せるため監視塔として残されたのです。
一人の少年との対話、遠くの遊園施設からの鳥による伝言、ファンタジックな設定ですが、移動出来ない飛行塔にいろんなことを教えてくれます。
麓からのケーブルカーに乗って、訪ねてみたくなりました。