4歳の息子と読みました。
タイの山あいにある小さな村が舞台。
ここでは、伝統工芸品である傘を作り続けています。
そして主人公は、絵付けにあこがれる少女、ヌット。
物語の優しい語り口調と、
暖かい色彩で描かれた絵が、とっても心地よいです。
途中で王様が登場します。
「おっしゃいました」や、「申し上げました」等、
4歳児には難しい単語も多数でてきますが、
それでも絵が結構細かいので、
4歳の息子も話はつかめた様子。
最後に、ヌットが「かさの女王様」に選ばれるという、
ハッピーエンドで終わります。
読み聞かせをした私の方も、聞いている息子の方も、
とっても落ち着く、そんな感じの絵本です。