プリムローズは木の実を集めた帰り道、好奇心いっぱいであちこち覗き込んでいるうちに迷子になってしまいました。
暗くなり雨も降りだし、プリムローズがキノコの下で泣くのをがまんしている時のがさがさという物音に、こちらまでドキッとしました。
のばらの村の色づいた秋の風景や、プリムローズが立ち寄ったカヤネズミの家の様子が、美しく繊細に描かれていて素敵です。
地面の穴の先にあった廊下の迷路のような家は誰の家だったのでしょうか?
訳、タイトルが変わって、あらたに出版されるようなので、そちらも読んでみたいです。