平成14年度読書感想画課題図書です。
課題図書=難しい&堅苦しいというイメージがありましたが
この絵本はかなり面白かったです。
動物達、特にオオカミの台詞は数少ないですが、表情が豊かで(特に目つきが・・・)
その気持ちを考えながら読むと面白いです。
ある動物村に一匹のオオカミがやってきました。
オオカミはめんどりの家に行き、石のスープを作ってあげますから
暖炉で暖まらせてくださいと頼みます。
初めは警戒しためんどりでしたが、オオカミを生で見たこともなかったし、
何より石のスープというものを飲んでみたかったので
オオカミを家の中に入れました。
なべの用意が出来た時、ブタがたずねてきました。
オオカミがめんどりの家に入ったところを見かけて、心配してきてくれたのです。
そして同じように次から次に動物達がやってきます。
そしてそれらの動物達は石のスープに入れたい野菜を取りに帰り、なべに入れるのです。
出来上がったおいしい石のスープをいただきながら、
みんなは夜遅くまで楽しく過ごしました。
オオカミは石がまだ煮えていないから・・と石を持って帰っていきました。
オオカミは石が煮えたりしないことを知っていたのに・・。
この絵本の初めにオオカミが自分のことを年寄りで歯が一本しかないから
めんどりを食べたりしない・・ということを言います。
この台詞を100%信じれば本当に気のいい年寄りオオカミですが、
私はオオカミの本当のねらいは違ったんじゃないかな・・と思うんです。
次から次に動物がやってきて、結局おいしいスープが出来てしまったものだから、
悪人になりきれず・・出て行ってしまうオオカミ。
そしてなんだかしたたかにも思える村の動物達。
そんな風に思えました。
読み手(聞き手)によって、いろいろな解釈の仕方があると思いますが、
こんな風に感じる私はちょっとヒネクレテルかしら?
是非皆さん読んでみて、感想を聞かせてください!お願いします♪