子どもも私も大好きな「ばばばあちゃんシリーズ」の1冊。とくにこの「すいかのたね」は、ばばばあちゃんの大らかで豪快な雰囲気がよくでていて、読むとスカッとします。
ばばばあちゃんが撒いたすいかのたね。みんなに「つまらん、つまらん」と言われて怒ったたねは、ビューンと芽を出し、そのいきおいでぐんぐんぐんぐん。庭いっぱい、森の中、いきおいあまってそこいらじゅうのびていきます。
口語体の文章なので、リズムよく声に出して読むととても気持ちがいいです。後半はそれに驚きが加わって、さらにヒートアップ。ストレス発散にもなりますよ。