もう少しで7歳になるチムは、でぶでちびの男の子。
そんなチムの7歳の誕生日、お父さんがプレゼントしてくれたものとは。
チムがつらい時、悲しい時、悩んでいる時…。
お父さんは、決してチムに「こうしなさい」なんてストレートな意見を言いません。
ウィットに富んだ例え話で、チム自身に考えさせるのです。
どうしたらいいのか、どう考えたらハッピーになれるのか。
この本は私の宝物です。
親になってから読んだ本だからでしょうか、チムを導くお父さんと、二人を見守るお母さんが素晴らしくてお見本にしています。
読み終わってから、この両親のようにわが子を想って、涙が流れてしまいました。
私が泣くのを見て、子供も6歳の頃にワクワク読み始めましたが、私の涙のわけがわかるはずもなく、「あ〜、面白かった♪」と無邪気に読み終えました。