私は息子の離乳食の事で悩み抜きました。特に後期はまるで地獄のよう。
参考書を色々と見て工夫して作っても全く食べてくれなかったんです。
図書館でこの本を見つけて、息子と早速読んだ後で、「ホットケーキ、ママと一緒に作ろうか?」と息子を誘ってお料理開始。
息子を隣の椅子に乗せて、絵本をめくりながらホットケーキを作りました。
ぽたーん。どろどろ。ぴちぴちぴち…。
焼き上がると、当時息子はまだしゃべれなかったけれど「あぁ〜!!」と大歓声をあげました。
そして、なんといそいそとベビーチェアに座ってパクパクと食べ始めたのです!
何をやってもダメだったので嬉しくて泣いちゃいました(笑)
同時に、食べ物に興味を持って楽しく食べられる雰囲気作りが大切、という事を理解しました。
きっと、それまではかなりの「食べてよ」オーラがでていたんでしょうね。
以来、何度ホットケーキを焼いてきたことか。
何でも食べられるようになった今でも息子はホットケーキが大好きです。2歳になった今では食べる係は勿論、材料を混ぜる係を担当してくれています。
この本は私にとって、どんな離乳食の本よりもヒントをくれた思い出の1冊です。
同じ悩みを持つ親子にお勧めです!