絵本と児童書の中間にあるような本です。
それぞれのページにシンプルな絵が描いてあり、
文字は1行〜2行の1文のみ。
自分で読み始めるのに、もってこいだと思います。
南の島に住んでいるおさるくん。
もうすぐ赤ちゃんが生まれて、お兄ちゃんになります。
でもちょっと複雑・・・・。
「おさるの赤ちゃんじゃなくって、へびとかかえるとかかめとかだったら面白いのに・・・」といった空想から「記憶にないんだけど、ほんとに僕はお母さんから生まれたのかな?」といった思いを馳せ、そしてお母さんとじっくり話し合います。
恐らく長い間一人っ子であったであろうおさるくんの不安な気持ち、それを優しくフォローするお母さんの姿勢。なんともほのぼのとした優しい気持ちになり、じ〜〜んときます。
なぜか我が家では、小1のお兄ちゃんよりも、1歳の弟のほうが気に入ってます。