この本を読んで反省しました.わたしもこどもたちに「あとでね」と言ってしまうことがあります.
まりちゃんがお父さん,お母さん,お兄ちゃんに話しかけるのにことごとく相手にされずにいるところを見てたら悲しくなってしまいました.「あとでね」と言ったとき,うちの息子たちもまりちゃんのように悲しい気分になってたのかなと思うと胸が痛いです.
くまちゃんと家を出て行ってしまったまりちゃん.またおうちに戻ってきてくれるのでしょうか.そもそも家族はそのことに気づいているのでしょうか.まりちゃんが遠くに行ってしまう前に,家族は早く真理ちゃんの抱えていた孤独に気づいてほしいです.
考えさせられる,大人向けの絵本でした.