泥だらけの猫が主人公。ドロンコと名づけられ、いじめられっ子に飼ってもらうものの、栄養失調だったせいで便などを垂れ流す状態で力も出ない。今度は猫をいじめるいじめっ子をやっつけようと、そのいじめられっ子もがんばるようになります。
飼い主に言われた言葉で家出するあたりとか、病気のこととか、かなり切ない話なので、ちょっとプレゼントなどにはいまいちかと思います。
ただ、ラストが「もしかしたら、このまま栄養を与えたら強く元気なドロンコに戻るのかな」という希望もあるように読み取れる気がするので、できればそういう方向で続編が出たらいいですね。