庭から出たことのないかたつむりたち。
ただひとりマルゴだけは、この庭はどこまで続いてるんだろう、その先には何があるんだろう?と、ある日冒険に出かけます。
かえるの背中に乗り、川を船で下り、とうとう海までやってきます。(つい最近読んだ「だんごむし海へいく」と似てますね。)
ウンガロのデザイナーだったという作者の、カラフルなかたつむりや貝たちが、楽しいです。(なぜか、ピノキオのような鼻をしているのもおもしろい!)
ただ、ラストに、1年と1日の後、マルゴはパパやママの待つ庭に戻ったというのですが、どうやって川を上ったのだろう?という疑問が残ります。