自分の背丈ほどもあるカブトムシのカブト君と少年のひと夏のお話です。
相撲をしたり、一緒に遊んだり・・楽しいひと時を過ごします。
しかしカブト君は楽しそうにしていても元気がない・。本当に良いことは、アイスクリームでも家の中にいることでもないと気づきます。
等身大のお友達のようなカブトムシという、ユニークで夢のあるお話であるとともに
羽化から始まる虫の生態も勉強になる一冊でした。
一年生のクラスで読み聞かせをしましたが、お話が進むにつれ、みなシーンと集中して聞いてくれました。虫好きの男の子に良いと思います。