チャボのオッカサン」 アダム&デヴさんの声

チャボのオッカサン 作・絵:ボブ・グラハム
訳:まつかわ まゆみ
出版社:評論社 評論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2000年06月
ISBN:9784566006744
評価スコア 4.38
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みんなの声 総数 7
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  • ラストに向かうほど笑いのボルテージが…

     『いぬが、かいた〜い!』がとっても良かったので、この作品を探して読みました。

     まだハイハイしてる女の子ケティ一家が、近くへハイキングのようです。
     湖の中で溺れているチャボを発見。
     パパが見事な救出。
     おうちへ連れて帰ってきて、名前もつけちゃって…。
     
     “ふつうなら おはなしは これで おしまい……でも、おわらなかったんです。”
     このフレーズが何度か出てきて、笑いながら次なるお話の展開にワクワクして読みました。
     
     オッカサンとネーミングされたチャボは、犬のブルーノの寝床のバスケットが気に入って、ブルーノはちょっと我慢。
     でも、オッカッサンにも家族がいるはずと、チャボの飼い主を捜し返す事になりました。
     ところが、返したはずのオッカサンが、毎朝ブルーノのバスケットに…。

     オッカサンが特別可愛らしく描かれているわけでもないのに、なんか可愛い。
     チャボの足では遠路といえる距離をわざわざやってくるあたりが、息子に随分うけていました。
     人(犬?)の良さそうなブルーノのヌーボーとした雰囲気も好きです。

     ラストに向かうほど笑いのボルテージが上がっていくストーリーです。
     最後の最後のおちにも、見返し後ろの絵にも笑いがこぼれてしまいます。
     ラストの一文には、次回作をおもわず期待してしまった私です。

    投稿日:2010/02/16

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