あんまり個人的には好みではなかったのですが、
人気のシリーズのようなので一冊図書館で借りてみました。
ところが、読んでみて親の私がやられてしまいました。
森の夕暮れっていうシチュエーション、弱いんですよね。
「パチ、パチ、まきがはぜている」とか
「お風呂場に夜のくうき」とかの情景描写、
幼児向けの本にはめずらしいですよね。
私は田舎で育ったので懐かしくなってしまいました。
こういう雰囲気を題材にした絵本って、すごく新しい試みだと思います。なかなか自然の中で遊ばせることのできない現在の環境では、こういう感性を身につけることはできないですから。貴重な絵本ではないでしょうか。