たくさんのかわいらしいくだものたちが海辺で遊ぶお話。絵がちょっと大人向けというか、シュールな感じがしたのですが、意外にも子どもにはウケていました。そしておもしろいのが文章。だじゃれというか、ジョークというか、読んでいるこちらも「くすっ」と笑ってしまいます。
ちゃんと子どもにも意味は伝わるようで、「いちごさん、転んじゃったねぇ」などと言いながら楽しんでいます。正統派絵本とはまた違ったこういう絵本が本棚にあると広がりが出ますね。肩の力を抜いて一緒に絵本タイムを楽しみたい親御さんにおすすめです。特に読み聞かせが恥ずかしいと思っているパパにぴったりの絵本だと思います。