私が初めてこの本を見た時は、まだ絵本化されていなかったようです。
当時、あまり絵本に馴染みがなかった私は、絵本というと、硬くて真面目なイメージだったのですが、この本は、そんなイメージを打ち破ってしまう斬新さがあり、私の中に鮮明にインプットされていたのでした。
雨の日におつかいを頼まれた女の子。
本当は行きたくないのかな?何かにつけて言い訳をしては、おつかいに行くのを拒みます。
『服がぬれちゃうよ・・・髪の毛がくしゃくしゃになったら いやだもん・・・。』
レインコートに帽子、長靴も用意しました。それでもまだ心配な様子・・・。
『はやく いきなさい!!』と、お母さんに一喝された女の子は、めげることなくおつかいに行く準備を始めますが、大水になったらどうする?などなど、不安な想像が膨らんで。。。
当時は何とも思いませんでしたが、母親になった今、改めて読んでみると、かなり厳しいお母さんですね。 でも、この女の子には力強い助手もいたのが救いかな?
とっても働き者の、かわいい助手達なんですよ♪