ある人がバスを待っています。ラジオをつけると知らない音楽が流れてきました。トントンパットン トンパットン・・・・。
なかなか来ないバスに「いつ来るの〜?」と息子はだんだん心配そうに。ずっと待ち続ける人と鳴り続ける音楽、どこかわからないけど異国の雰囲気がさらに不思議な世界に引き込みます。バスが来たときには一緒に大きな声で「キター!!」と叫んでいました。
が、結局バスに乗らないのです。「バスにのって」というタイトルなのに!どこへ行きたいんだろう?どこの国なんだろう?読み終えたあとにいろんな想像をかきたてられます。お話しはそんなに長くないのに不思議な余韻を楽しめました。トントンパットン トンパットンが頭の中でグルグル回ってます(笑)