昭和二十年八さいの日記」 レイラさんの声

昭和二十年八さいの日記 作:佐木 隆三
絵:黒田 征太郎
出版社:石風社
税込価格:\1,430
発行日:2011年07月
ISBN:9784883441969
評価スコア 4.4
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  • 軍国少年が見た広島原爆

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子18歳、男の子16歳

    佐木隆三さんの少年時代の回想記となっています。
    昭和20年、8歳の軍国少年は、「国のために命をささげます」などと記しています。
    でも、戦況が悪化する中、広島原爆の日を迎えます。
    爆心地から50キロほど離れただけの地で、
    キノコ雲を目撃し、親戚が行方不明、身近な人が火傷の手当てに奔走したり、
    山積みの死体を焼く任務だったり。
    そんな経験から、軍国少年は命の大切さを実感するのです。
    淡々とした事実が重いですが、やはり何よりのメッセージです。
    原発事故後に出版されたということもあり、
    「原子力をコントロールする力はヒトにはないはずである。」という
    あとがきの黒田征太郎さんの言葉も心に留めたいです。

    投稿日:2012/02/28

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