クレメント・C・ムーアの詩を絵本にした作品を読み比べています。
多くは『クリスマスのまえのばん』として訳されていて、この本は『サンタクロースがやってきた』がやってきたなのですが、ムーアとあったので読んでみるとやはり、クリスマスのまえのばんでした。
グランマ・モーゼズが絵を描きだしたのは70代の後半。目が悪くなり刺繍ができなくなったのが、絵を描き出したきっかけというのを読んだことがあります。
彼女の作品の特徴は、牧歌的で素朴なところではないかと思います。アメリカの昔懐かしい生活がここにはあります。
読み比べて自分の好きな絵のものだと、どれがいいというのはなかなかと決められないのですが、この素朴な感じの絵も味わいがありいいなあと思いました。