ピーターのいす」 クッチーナママさんの声

ピーターのいす 作・絵:エズラ・ジャック・キーツ
訳:木島 始
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,320
発行日:1969年10月
ISBN:9784033280608
評価スコア 4.64
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みんなの声 総数 65
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  • センスのよい独特な色使い

    貼り絵のコラージュで描かれた、独特な色使いのキーツの絵はとても魅力的で、映像がいつまでも頭の中から離れません。この『ピーターのいす』も、センスのよい色使いが印象的で、大好きな絵本のひとつです。
    赤ちゃんが生まれた上の子の複雑な気持ちは、上の子本人のみならず、親も周りの人間もよく分かる感情だとは思いますが、それをこんな風に絵本の中で描ききるのって、スゴいなぁと思います。ピーターの心の揺れが、ページをめくっていくだけでとてもよくわかります。
    そして素敵だなと思うのは、ピーターの両親の行動。おかあさんは家でしている息子に、何事もなかったように「お昼はごちそうですよ」と声がけし、ピーターのイタズラに大げさに(?)反応してあげます。そしてお父さんはもどってきたピーターの横にそっと座るのです。こんな親になれたらなぁ。

    投稿日:2012/08/06

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