素晴らしい名作は何年経っても色あせない、
それどころか輝きを一層増している。
そんな絵本に出逢うと
とてもうれしい気持ちになります。
「太陽へとぶ矢」は
インディアン、
(今だとネイティブ・アメリカンといったほうがよいでしょうか)
につたわるおはなしです。
初版がなんと1975年、今から40年も前の作品なのですが、
古さはまったく感じません。
たいようのかみのこどもの冒険、挑戦が
壮大なスケールで、ダイナミックに描かれています。
幾何学的な絵はかえって斬新な感じを受けます
少人数での読み聞かせしかしたことがないのですが、
どちらかというと、男の子に人気があるように感じます。