正しいクリスマスの由来を知りたい、知っても良いと思っている子どもには良いとは思います。
でも、サンタクロースの存在が実在する聖職者だった、というのを小学生全般に向けて話してしまっていいのか?と思い、子供たちへの読み聞かせの機会は見送っている。
それに何度も「かみさま」という単語が出てきます。
信仰が前提になっているので、キリスト教自体を身近に感じる状況でないと「なんだかお金を家に投げ入れてくれる親切な人がいたらしい」という感覚で終わってしまうのでは。
イラストや文章は、とても丁寧に美しく描かれていて、良いと思います。