読みながら、「そうそう。あるよね、そういうこと」と、思いながら、読んでしまいました。
子供達はなぜか長靴が好きなんです。
雨の日には、わざわざ水たまりの中にビシャビシャ入っていったり、お天気なのにはいて出かけたりしますよね。
たっちゃんは、お父さんと長靴を買いにいき、黄色いやつを買ってもらいます。
それはそれは嬉しくて、寝る時も側に置いて寝たくらいでした。
次の日、お友達と長靴で遊んでいたら、帰ってくる時には、片方なくしていました。
仕方がないので、今度はお母さんが赤い長靴をかってくれました。
ところが、たっちゃんはまた、長靴を片方なくしてしまうのです。
さすがに3度目は買ってもらえなくて、たっちゃんは片方づつ色違いの長靴をはいて遊びに出ます。
遊んでいるうちにお砂場の中から、黄色の長靴が見つかり、さらに知り合いの犬(?)が、赤い長靴の片方をどこからか見つけて持ってきてくれました。
見つかった長靴をお母さんがきれいに洗ってくれて、めでたしめでたしって、話し。
子供って、好きなもので遊んでいるのに、それをなくしてくることって、よくあるんですよね〜。親としたら、もっと大切に扱えばいいのに。って、思うけど、子供達は子供達なりに、大切なものと充実して遊んでいるのかもしれませんね。
この絵本を読んで、そう思いました。