初版が1991年らしいので、この絵本はだるまちゃんシリーズとしては、かなり後半に出た絵本です。
でも、加古さんの絵は、昔と全然変わらないのが、まずビックリ。
今回も、すぐ人のおもちゃが欲しくなってしまうだるまちゃんが、友達の大黒ちゃんが持っていた「うちでのこづち」をまねして、「うちでのこづつ」を作って、大黒ちゃんと遊ぶお話です。
「うちでのこづつ」なんて、ネーミングもいいですよね。
小づちと似てるし。
お話のパターンは変わっていないのですが、そこがまた楽しく、安心して読めるんです。いいですよ。
おもちゃがいろいろ出てくるのですが、今風のものが何一つないところもグットでした。