オセリッチ

ママ・40代・静岡県、女9歳

オセリッチさんの声

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投稿日：2004/07/14

おこりんぼママ
	作: ユッタ・バウアー訳: 橋本香折出版社: 小学館

書店で私が薦める本にはいまいち反応が悪い娘が、この本は一目見て気に入りました。
ママにおこられて体がバラバラになり世界中へ飛びちってしまうという展開に大人はドキリとしますが、子どもにとってはワクワクする話であるらしいのです。ちょっぴりコワイというのが魅力なのかな。
遊びにきた4歳のいとこ（男の子）も見入ってました。ふだん絵本に見向きもしないワンパクが…。
私も「おこりんぼママ」です。でもわが身を省みる、なんて殊勝なことはせずに子どもと一緒に楽しんでます。
いったいに子どもは、おなかが破裂、とか（体が）ぺっちゃんこになる、というたぐいの話が大好きなようです。
あと、色使いがいいです。外国の本にありがちなバッキリ原色（偏見？）というのではなくて、しゃれた草木染めのような色合いが素敵です。

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日本とアメリカが入り混じった不思議な絵　　

投稿日：2004/07/05

からすたろう
	文・絵: 八島太郎出版社: 偕成社

表紙を見て飛びつく、という絵本ではありませんが、とても力のある魅力的な本です。戦前の日本の山村を舞台にしているようなのに、色使いは日本人らしくない。その不思議さに惹かれました。作者経歴を知ってビックリ、納得です。
9歳の娘は、中盤主人公がかわいそうすぎてダメ、ということで今のところお気に入りではありません。
でもいいの、そのうち「スゴイナ、コノ本」って思うようになるでしょう。

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