新刊
きみとぼく

きみとぼく(文溪堂)

谷口智則さん最新刊 全然違う「きみ」と「ぼく」の物語

りぼん ちょうだい

りぼん ちょうだい

  • 絵本
作: かんざわ としこ
絵: ましま せつこ
出版社: こぐま社 こぐま社の特集ページがあります!

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作品情報

発行日: 2022年02月22日
ISBN: 9784772102568

出版社のおすすめ年齢:3・4・5歳〜
200mm×210mm 24ページ

みどころ

かみに結んだりぼん、よく似合ってるね。女の子が持っているのは、おくりものに結ばれていたピンク色のきれいなりぼん。お人形にもお揃いで。するとあひるさんが2わやってきて……

「りぼん ちょうだい」

りぼんを結んだあひるさん、素敵ね。すると今度はねこさんたちが3びき。ねずみさんたちが4ひき。かえるさんもやってきて。あらら、リボンは
たりるかな?

分けてあげるたびに短くなっていくりぼん。けれど、首にまいたり、なわとびをしたり、楽しみはどんどんふくらんでいきます。みんなもとっても嬉しそう。

自分で見つけたきれいなりぼんや包装紙。小さな子どもたちにとって、それは大事な宝物。集めたり、分けてあげたり、一緒に遊んだり。そんなさりげない幸せが愛らしく描かれます。どこか懐かしさを感じながらも、きっと今の子どもたちにも共通するこの気持ち。声に出して楽しく読んでみてくださいね。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

出版社からの紹介

おくりものに結ばれた、りぼん。
「りぼん ちょうだい」と女の子がりぼんをもらうと、
アヒルやネコが次々にやってきます。
あれあれ、動物たちはどんどん増えていくみたい……。
りぼんは短くなるけれど、
身につけたり、縄とびの縄にして遊んだり、楽しみはふくらみます。

幼い子に身近なりぼんを入り口に、
きれいなものを分けあってひろがる幸せが描かれます。

ベストレビュー

あたたかい気持ちに

素敵なりぼんを女の子がもらうと、「りぼんちょうだい」と、次々やってきて……。どんどんわけて、短くなっていくリボンだけれど、みんなの楽しそうな様子に、読みながらあたたかい気持ちになりました。優しくて、ほっこりする絵本です。素敵なりぼんをかけて、贈り物にしたいなあと思いました。
(あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )

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