「きみたちには ぼくが みえるの?」
南の島に移住した著者が、圧倒的なスケールで贈る 五感と六感を同時にゆさぶる生命の物語
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今年も月桃の花が咲き乱れている。 アカショウビンの美しい鳴き声が聞こえてくると、梅雨が始まる。 冬になると北風が強く吹き、やってくるクジラたちは春まで歌う。 季節やいきものが巡るリズム。その渦はまるで “りゅう” のよう。 目には見えない “りゅう” を、たくさん感じたくて、 私は絵を描き、物語を作るのです。 (ミロコマチコ)
表紙にひかれて読んだのですが、圧倒されました。本から、すごいエネルギーがあふれでてくるようです。大自然のうねりのようなものを感じて、感動してしまいました。みえない「りゅう」に、なるほど……。色鮮やかな絵が美しく、贈り物にしたいと思いました。 (あんじゅじゅさん 50代・その他の方 )
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