西洋とちの木の実で作られる人形から生まれた男の子キップコップ。お友達のティップトップと森に住んでいます。 そんな小さな二人はとっても遊び上手。まつぼっくりやけしの花を見ればすぐお人形をつくってしまうし、カエルさんに泳ぎを教えてもらったり、手作りプレゼントをつくったり。それから好奇心旺盛で心優しい二人は色々な動物達と出会ってやりとりします。 今回は月ごとに二人のちょとした可愛いエピソードが、12話+2話も入っています。どこを開いても盛りだくさん、ところ狭しとキップコップとティプトップが走り回っています。葉っぱや木の実、小さい動物たちも必ず沢山出ています。 少しづつ読んでいっても長く楽しめますね。作者ベロニカさんの自然への愛情がぎゅっと詰まったような絵本です。 そして12つきがすぎてからのおはなし。 「12がつがおわったらどうなるの?」 「またあたらしい12のつきがはじまっておたらしいおはなしをしてくれるのね。」 とっても幸せな気分になりますね。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
キップコップと一緒にめぐる12ヶ月間。 1月は雪だるまのお話、2月はつららのお話…… ひと月ひと月にマレーク・ベロニカさんの あたたかい想いがこめられています。
雪だるまさんにプレゼントした、
ヒマワリの種のコートがすごいですね。
小鳥さんたちも来てくれるし感激です。
お次は、松ぼっくりでつくれるかわいいもの。
森の12の季節の出来事です。
最後の、12がつがすぎてからのおはなしのページが楽しいです。
12がつを振り返る、歌のよう。
小石の上の絵がかわいいです。
そして、めぐってくる新しい年は、、、。 (capellaさん 70代以上・その他の方 )
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