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いわさきちひろが描く世界の名作 愛されつづけるロングセラー
名曲「舞踏への勧誘」を物語化した絵本。 舞踏会が開かれるお屋敷に男の子が入ろうとしますが、門番に追われて庭に迷いこみ……。そこには白い服の女の子がいて、2人だけの楽しい舞踏会がはじまります。
いわさきちひろの描く絵の世界に魅せられます。
ぼんやりとして淡い色彩が優しくいわさきちひろの世界に誘います。
安曇野ちひろ美術館を思い出してしまいました。急に行きたくなりまし
た。「おふろでちゃぷちゃぷ」が大好きな娘でした。
男の子と女の子が仲良く手を繋いで踊るふたりだけの舞踏会とても素敵
でずぅ〜といつまでも眺めていたい場面でした。
手を解いて踊ると右手にアネモネの花が来て、左手にかすみそうの花が
きてくれて、薔薇の花が一列に丸く丸く手を繋いで渦巻きのように踊り
誰でもが一緒に踊るのが最高でした。庭のベンチが踊るのが、50年ぶ
りというのも微笑ましかったです。とても素敵なファンタジーの世界を
たっぷり味わえました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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