内容:ぼくがパジャマにきがえていると、窓からかえるなんかがのぞいていることがあるよ。でも今日は違うの。なんと、おばけが現れたんだ!
解説:おばけ、かいじゅう、遊園地、と子どもの好きなものがたくさんでてくる楽しい絵本です。 ぼくが夜、パジャマにきがえていると、ふしぎなものがあそびに来るよ。なんと今日はゴリラがきたんだ。ゴリラはね、ぼくとペスと一緒に寝てみたかったんだって。 でも、困るよ。部屋をのぞきにきた母さん、きっと気絶するに決まっている。 次の朝、ゴリラは「楽しかった。ありがとう」って、帰っていった。よかった、母さんにみつからなくて。あれ、今夜はちっちゃいおばけの子どもがあそびにきたよ。 おばけの子どもとあそんでいたら、おばけのお父さんが坊やを迎えにやってきた。「一緒にあそんでくれてありがとう。君はやさしい子だね」そういって、ぼくとペスを連れていってくれたのは、なんと夜空の散歩だったんだ! 西洋っぽい絵と色づかいが魅力的。西川氏独特のユーモアセンスに、ふふふ……と笑える一冊です。
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