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名作童話『ちいさいモモちゃん』の絵本版。 モモちゃんが、夜おそくまでおもちゃのピアノをひいていると、へびのぼうやがやってきました。すっかり仲よくなったモモちゃんとへびは、一緒にピアノをひいて……
題名からびっくりです。「ソース」って、あのトンカツやコロッケにかけるソースのことかしら?
そして、初めに出て来るのがおもちゃのピアノ。これがいったいソースと何の関係があるのだろう?
いくつもの?で、物語が進んで行きます。
風が吹くと桶屋がもうかるではないのですが、ピアノ、ちょうちょの曲、へび、ソース、コロッケ、夕飯とテンポよくいろんな物が登場します。読み終えた時には、我が娘はピアノに向かって、ちょうちょだけでなく、知っている曲を全部弾き、「お母さん、コロッケ食べたーい」
もうずっと前に書かれたお話のはずなのに、現代っ子の心を捕えていました。武田美穂さんのイラスト(絵というよりもイラストですよね)で、より身近に感じられました。 (えっこさん 40代・ママ 男の子11歳、女の子8歳、女の子4歳)
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