るるださん一家は家を建てるのに、空き地を買いました。「どんな家にしよう?」。一家が土地を見に行くと、小さな声が聞こえます。「そっとしておいて」――。身の回りの小さな生き物たちとの「共生」をやさしく考える絵本。
ままださん一家が自分たちの家を建てるためにやっと買った空き地には、たくさんの小さな生き物が生活していて、いざ建てようとやってきたままださん一家に、彼らは次々に「そっとしておいて」とお願いするのです。
元々生き物が好きらしいままださん一家は、新しい家は建てたいし、この空き地に生息している虫や小動物たちの住かをなくす訳にも行かないし…と、悩みに悩んで、高床式のロッジ風の家を空き地を囲むようにして建てました。
小さな生き物たちとの共存を選んだままださん一家の新しい家は、とても素敵なお家でした。
私もこんな家に住みたいです。 (てんぐざるさん 30代・ママ 女の子10歳、女の子5歳)
|