
去年の福音館書店の限定復刻版で購入しました。
奇想天外なお話に、スズキコージさんの絵がピッタリ!
長谷川摂子さんのお話は、バリエーションが豊富で、同じ人が書いたとは思えないくらいですね。
不気味な見開きの絵もまたそそる。
パチャリントくんは、古いやかんから出てきました。
なんでもかんでも叩いてまわるので、
うるさくて仕方ないおばあさんは、たいこを与えて「ひろいせかいに あそびにおゆき」と
厄介払い(?)します(笑)
ガンダラッカ・マンダラッカといういきもの?と出会い、
サンヨルチュウという黒い虫が作る黒い町があったり
たまごがいっぱいある、たまごっぱらがあったり
(あれはなんの卵だったんだろう?)
とにかく脈絡がなくて、次々展開していって
とんでもなく面白いです。
私は好きです、こういうの。
たくさんカタカナの擬音語が出てきますが、
多少間違ったり噛んだりしても、楽しくリズムに乗って読めればいいのではないかな?
最後の終わり方が、続編もありそうな匂いがしたので、
パチャリントくんのさらなる活躍を期待してます☆ (シーアさん 20代・ママ 男の子5歳、男の子2歳)
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