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日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

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ペカンの木 のぼったよ」 みんなの声

ペカンの木 のぼったよ 作:青木 道代
絵:浜田 桂子
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:2004年03月
ISBN:9784834009972
評価スコア 4.74
評価ランキング 1,126
みんなの声 総数 18
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  • 大人になっても忘れない

    「たけのこほり」を読んで以来、この本もぜひ読んでみたいと思いながら、3,4年の月日が経ってしまいました。「
     たけのこほり」のレビューにも書きましたが、障害のある子が本当に自然なかたちで、周りの子どもたちの中に溶け込んでいる、そんな当たり前のようでいて、未だ特別なことと見られている光景を、やさしく、温かいまなざしで描き出してくれる浜田桂子さんの作品。どれもじわじわっと心に響いて、心の奥深くに残るものばかりです。
    このお話にも、浜田さんの絵がぴったりですね。

     娘は、表情を変えずに、じっと聞いていて、あまり反応がわからなかったのですが、りんちゃんがペカンの木に登った瞬間、
    「ああ、よかったね。りんちゃん、登れてよかったね!」と、本当に輝いた笑顔で言ったのが、私にとっても、うれしい、うれしい瞬間でした。
    ずっと静かに、でも、気持ちは1つにして、りんちゃんのことを応援してくれていたんだね。

     2回目からは必ず、歌の部分に来ると、「リーんちゃん がんばれ、せーんせい おとすなよ」と、心を込めて娘が歌ってくれるようになりました。

     りんちゃんは、どんなにうれしかったでしょう。そして、みっちゃんや、周りにいた他の子たちも、どれほど心の底から喜んだことでしょう。
     「窓際のトットちゃん」にも、こんな場面がありましたね。みっちゃんも、トットちゃんと同じように、大人になっても、ずっとずっとこの日のことを忘れないでいるだろうと思います。

    投稿日:2010/09/24

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  • みんな友だち

    重度障害のりんちゃんを囲む、幼稚園仲間と園の先生が、心を一つにして木登りをする光景に圧倒されました。
    身体を動かすことも、話をするのも難しいりんちゃんを、同じ仲間として受け入れること、りんちゃんの希望を叶えようと、協力しようとする気持ち、これだけ思いやりと優しさがいっぱいならば、きっと明るい世界の中を育っていくことでしょう。
    りんちゃんを背負った先生の勇気と冒険心にもきらめきを感じました。

    投稿日:2022/08/15

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  • みんないい子だ

    この絵本に登場する子どもたちは、みんないい子だなと思う。赤ちゃんのときの病気のため「うん、うん」とうなずくことしかできないりんちゃん。そのりんちゃんの周りの人たちは、本当に普通に接している。子どもたちにも先生にも余裕を感じた。

    投稿日:2022/07/27

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  • こどもたちの優しさは この保育園の 先生たち、 はるこ先生たちの優しさが みんなを育てているのだと思いました

    みっちゃんは りんちゃんに いっぱいお話ししてあげています
    ねこざぶとん おもしろいなあ 

    そのはなしを 嬉しそうに聞いている りんちゃん
    りんちゃんは、小さいとき 病気して、自分で歩けません

    そんなりんちゃんを おんぶひもでおぶって  ペカンの木(くるみの木)に登らせてあげるなんて・・・・  こんな事なかなかできることではありません
    私も 保育士でしたが、はるこ先生のような事はできなかったように思います
    こどもたちは この経験を 大人になっても 忘れずに 優しく生きていくのでしょうね

    最近、いじめで 自殺する子どもたちのニュースを悲しく思いますが・・・・

    この保育園のような 優しい人間関係は やはり大人が 育てているのだと感動しながら 読ませてもらいました

    投稿日:2019/06/11

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  • 友達っていいな!

    障碍のあるりんちゃんに、みんなで関わってくれて、お友達って

    いいなあ・みんなあたたかい心を持っているなあと、感心しました

    ペカンの木に、りんちゃんを登らせようとしたお友達もよかった

    けれど、りんちゃんをおんぶして登ったはるこせんせいも、りんち

    ゃんのおしりを支えたあきこせんせいも素敵でした。

    私は、涙が止まらなかったです。

    投稿日:2019/05/25

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  • 暖かい気持ちになれる

    3歳の息子に図書館で借りてきました。
    息子がこの女の子の事をどこまで理解しているのかは
    不明ですが、とても心温まるお話しです。

    体が不自由な女の子をみんながそっと見守り
    普通に感じ接している。
    幼稚園の先生も子供をよく観察して
    協力している姿がなかなかできることじゃないな〜と思います。

    息子にも分け隔てなく優しい気持ちをもって
    大きくなって欲しいと思います。

    投稿日:2014/09/25

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  • とても自然でとてもやさしい

    5歳の娘が図書館で見つけて「読んで」と持ってきました。私も予備知識なく読んだので、自分が感動してしまって、読みながら胸いっぱいになってしまいました。
    りんちゃんは病気で歩いたり話したりするのが不自由です。でもお友達の話を聞くのは得意。幼稚園のみんなともとても仲良しです。
    ペカンの木に登ったお友達を見て、自分も登りたくなったりんちゃん。りんちゃんも登らせてあげようと、みんなが考えて、協力して、応援する姿は、とても自然で、とってもやさしい。
    読んだ後、清々しい気持ちになりました。大人も子どもも、みんなこんな風に自然でありたいなと思います。

    投稿日:2013/01/20

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  • 障害のある子も

    障害のある子も一緒にいる光景が、ごく自然な雰囲気で描かれていると思いました。
    いつもは知りたがりで、読んでいる途中でも、知らない言葉の意味を聞いてきたり、「なんで、こうなったのか?」なども尋ねる場合もありますが、このお話の間中、「この子は、なぜ歩けないのか」「なぜ、障害があるのか」ということは、まったく問われませんでした。
    子供なりに、障害を捉えていたのか・・・

    投稿日:2012/07/06

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  • しみじみ

    娘も体が若干不自由です。でも、りんちゃんと比べたら不自由など
    とは言っていられないくらいの不自由さです。ひとりで歩くことも
    (速くなくとも)走ることもできるし、ジャンプもできる。
    でも、左足には装具をつけていなければなりません。プールの時には
    はずしますが、内反した足を見ていると転んで骨を折ってしまうので
    はないか?とひやひやしたり、プールの中を走ることも幼稚園のお友達
    よりは格段に遅くて(地面を装具をつけて靴を履いて走ることよりも
    断然遅い)「やっぱり不自由に感じているだろうなあ」と心の中で
    思ったりもします。

    そういう、うんと不自由ではないけど、不自由ではある立場にいる
    娘がこの絵本を読んだらどう感じるのかなあと思いながら
    読みました。
    食い入るように絵を眺め、静かに聴いていました。
    読み終わった時には「いいお話だったね」とひとこと。
    あ、やっぱり自分のことは今のところ特になんとも思っていない
    のだなあって思いました。そうして、体の自由がきかないお友達を
    助けるお友達や、先生のことを素敵だなあと思ってくれたのだな
    ってうれしくなりました。
    娘の身近にも体の自由がきかない子がいるので、そんな子の気持ち
    まで想いを馳せてくれるかな?

    体の自由がきかない人がいると、普段接していない子ども達は(大人も)
    なにか気詰まりに感じたりもして敬遠しがちなように思いますが、
    いろんなものをみたい、やりたい、っていう気持ちも持っているんですよね
    (おそらく自由に自分でなんでもできる人以上に)。
    ちょっとしたことでも気づいたらお手伝いして、ペカンの木の小枝くらい
    な人にはなりたいなあって思います。そのためには、はるこせんせい
    みたいに元気元気な人でいないといけませんね。
    だけど、誰だって(私だって)お手伝いしてもらう側になることだって
    あるのだよな、ってことも、いつも胸の中に置いておきたいと思います。

    投稿日:2012/06/24

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  • 涙いっぱいになります!

    障碍を持つりんちゃんに、みっちゃん始め周りのお友達がとてもごく

    自然に接してくれているので、とても嬉しくなりました。

    りんちゃんを大きなペカンの木に登らせようと必死に考える子供たちの

    優しい思い、はるこ先生の奮闘する姿に嬉しくてずーと涙が止まりませ

    んでした。健常者と一緒に過ごさせたらきっとなにかを学び成長するよ

    うな気がしました。

    みんなとても優しいので、読んでいても嬉しくなって感謝の気持ちで

    いっぱいになります。

    投稿日:2010/03/23

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