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はっぴぃさん」 ママの声

はっぴぃさん 作・絵:荒井 良二
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2003年09月
ISBN:9784033312804
評価スコア 4.66
評価ランキング 2,998
みんなの声 総数 78
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60件見つかりました

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  • 涙が出ました・・・

    この絵本、親のほうがじ〜んときます。
    初めて読み聞かせた時、感動して泣いてしまって、娘に「だいじょうぶ??」と心配されました。(笑)

    この絵本はいただきもので、最初のページに戦車みたいなものが描いてあるし、なんだか怖いなぁ…と思いながら読み始めたのです。
    でも読み進めていくと、性格のまったく違う「ぼく」と「わたし」の重なり合いに引き込まれてしまいました。
    二人とも「はっぴぃさん」という具体的な、でも実体のないものを追いかけていたのですが、ふと気づくのです。
    そして気づいて、晴れやかな気持ちで別れていくのです。
    読みながら共に気づけたとき、娘も感動できるようになるのでしょう。
    その時まで、大事にとって置いてあげようと思う絵本です。

    投稿日:2009/02/03

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    2
  • 平和への一歩

    • ぎんにゃんさん
    • 30代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子3歳、男の子1歳

    深いです。ただの「ハッピー」ではありません。「はっぴぃ」は平和です。お互いを認め合うこと、自分の短所も見方を変えて長所にしていくこと、そうやってカバーしあって生きていけば、争いなんか起こらない。
    おそらく大人が読むとものすごく強いメッセージ性を感じる絵本です。でも、ほんわかした絵とやさしい語り口で子どもも大好きになるはずです。
    平和のシンボル白い鳩の表紙に海外でも高く評価されている作者の強い意志を感じます。

    投稿日:2012/02/12

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    1
  • 心を照らす存在

     「のろのろさん」と「あわてんぼさん」の2人が、「はっぴぃさん」に会いに行くお話。子どもには、「はっぴぃさんって誰だろう?」、「2人ははっぴぃさんに会えたの?」と、クエスチョンマークがたくさん残るお話かもしれません。

     でも、自分の長所、自分らしさを知っているかどうかで、人生がHAPPYになるか、そうでないかも決まってくるんですよね。
    それには、小さい頃から、親が子どものよいところを見る目を養い、短所と思えることでも、少しだけ見方を変えて、長所として伸ばしてあげられるように、広い心で接してあげたいな・・・。

     山頂の岩の上に輝くまぶしいほどの黄色い太陽。私も娘の心を照らす存在でありたいと思いました。

    投稿日:2010/09/29

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    1
  • 切ない話

    • 千日紅さん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子1歳

    えんぴつ描きの戦争の絵。

    戦火をかいくぐって、願い事をかなえてくれるというはっぴぃさんに会いに行こうとする、ぼくとわたし。

    戦争のことは、直接的なことばでは一言も語られません。

    はっぴぃさんはきません。
    おおきなたいようにむかってたくさんねがいをいうふたり。

    切ない話だと思いました。
    どんな状況でも、人は必死に生きている。
    おはなしの基調はやさしいけれど、実は厳しく過酷な状況で、今も決してなくなってはいない戦争に、改めて悲しさをおぼえました。

    投稿日:2007/04/22

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    1
  • 身近にいるのかも知れないはっぴぃさん

    • ぼんぬさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子4歳

    はっぴぃさんは、困ったことや願いごとを聞いてくれるのです。山の上の大きな石の上に、はっぴぃさんはときどき来るのだそうです。なんでものろのろの男の子と、なんでもあわてる女の子が、はっぴぃさんに会いにいきますが…。結局はっぴぃさんは現れなかったけど、途中で見た太陽やかたつむり、うさぎ、鳩など、あるいはお互いの相手がはっぴぃさんなのかな?と想像しながら読みました。

    投稿日:2020/09/09

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    0
  • 表紙の裏

    のろのろなぼくとあわてんぼうの私。
    タイプの違う2人が、願いを叶えてくれるという、はっぴぃさんを探しに出かけます。
    でもはっぴぃさんに会うことが出来なかった2人は、互いの願い事を教え合い、
    なおしたいと思っている短所は捉え方次第で長所にもなるんだと気づくという物語。

    素敵なお話だと思いながらもずっと気になっていたのが表紙の裏。
    書きなぐったようなものがあるのです。
    図書館の本なので落書きかと思っていたのですが、よく見ると挿し絵にも。
    気になってこちらのレビューを見てみると、どうやら戦争について描かれているのですね。
    表紙の絵からは想像もつかない戦車の絵も後から気付いて少し怖くなりましたが、
    みんなが違いを認め合うことができれば争いは起こらないんだという、強いメッセージなのでしょうか。
    気付くと、その強いメッセージ性が少し怖い。でもとてもとても深い絵本ですね。

    投稿日:2020/06/27

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  • 救われる

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子4歳、男の子1歳

    昔は苦手だった荒井良二さんの絵が
    最近好きになりつつあり、
    自分の中で好きの範囲が広がる
    そんなちょっとした変化が嬉しく感じる。

    「のろのろは なんでもていねいだからだとおもうわ」
    「あわてるのは なんでもいっしょうけんめいだからだとおもうよ」

    よく短所の反対は長所と言われ、
    自分で思ってもあまり効果はないけれど、
    こんなふうに自分ではない、相手から言葉にしてもらえると
    救われることってありますよね。

    特に自分の個性って直しにくいし、
    それならそれをプラスに考えていく方が
    いいですし。

    息子たちにも注意や叱るばかりでなく、
    もっと良いところを言葉にしてあげて
    伸ばしてあげたくなりました。

    投稿日:2017/02/10

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  • 荒井良二先生の絵は決して上手くはないはずなのに、

    • 梅木水晶さん
    • 30代
    • ママ
    • 山形県
    • 女の子3歳、男の子0歳

    「ひょっとしたらこれは緻密に計算された下手さなのかもしれない…!」と最近思うようになってきました。結局はっぴいさんの正体はわからずじまいでしたが、互いに直したいと思う点が長所であると認識した事で2人ともはっぴいになれたから、結果オーライ!

    投稿日:2014/12/15

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  • はっぴぃさーーーーん!

    • ととくろさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 女の子5歳、女の子1歳

    はっぴぃさん、はっぴぃさん。

    あわてものの女の子、のんびりやさんの男の子。
    二人は各々の性格を気に病んで、願いをきいてもらうため
    はっぴぃさんに会いに行きます。
    はっぴぃさんとは何者で、二人は会えるのでしょうか、
    二人の性格は変わるのでしょうか。

    ああ、これでいいんだな。
    前向きになれる絵本です。
    はっぴぃさん、はっぴぃさん、
    自分もそう呼びかけた分だけ
    気分が良くなるような
    何かに近づいているような気になります。

    荒井さんの絵からも強い祈りを感じます。
    幸せの黄色い絵本、
    ぜひ手に取ってほしい、大好きな一冊です。

    投稿日:2014/08/27

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  • すがすがしい朝のような気持ち

    表紙を開いてすぐ
    娘が「うわぁ、すごいらくがき!!」と声をあげました。
    表紙裏の鉛筆の下書きのような絵を
    らくがきと思ったようです^_^;

    内容は、小3の娘にはすごく難しいものでした。
    具体的なお話が進むというより
    すごく壮大なテーマを
    抽象的な表現を重ねてたどりつくよう
    仕掛けがしてある本だからだと思います。

    タイプの違う「ぼく」と「わたし」は
    「はっぴぃさん」を求めて歩き続けます。
    「はっぴぃさん」が、一体なんなのか
    読み手も、迷宮に入り込んだような気持ちになります。
    読み薦めると、みんなそれぞれの心に「はっぴぃさん」がいることに気がつくのですが
    それを読み取るには、人生経験が必要な気もします。

    「のろのろは丁寧だから」
    「あわてるのは一生懸命だから」
    という言葉が
    とてもとても心にしみます。

    投稿日:2014/01/15

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