「ねないこ だれだ」 じいじ・ばあばの声

一時期、寝る前に読む絵本として使いましたが、読み終わってシーツを使ってのおばけごっこが始まり、布団の上で遊び回っていました。仕事が忙しく、なかなか日中は遊んでやれませんでしたので、いいふれあいになりました。

おばけの絵本といったらやっぱり、せなけいこさんだなあって思いました。貼り絵もやっぱりせなけいこさんだとひと目でわかるくらいにおばけの絵本を孫に読んでいるせいかあまり怖がらずにいる孫でした。貼り絵もとても色彩もよかったです。

せなけいこさんの作品です。せなさんの貼り絵が私はとても好きです。ほんとに上手だな〜といつも見ていて感心します。文章が短いので孫に繰り返しリクエストされても簡単に読めてしまうところも良いです。寝る前に読んで「ねないこだれだー」と怖〜い声で言うと孫は一目散にベッドへともぐりこんで行きます。寝かしつけに効果があるというよりうちではそうやってちょっと楽しんでいるくらいです。

私が絵本作家になりたいと直感的に思った本です。

３歳の孫に読んであげたときに
孫の反応にびっくりしました。

それは、子供の
「楽しみ」や
「ドキドキ」や
「え？」
そんな感覚が全部入っているような本でした。

５歳になった今でも
「『ねないこだれだ』の本を読もうかなぁ〜」
って自分で言って自分で探して自分で読んでいます。

孫娘がタオルをかぶって「おばけだぞ〜」と遊んでいた。何を見て？と思ったら、どうやらこの絵本だったようです。
夜9時を回るとお化けの時間。寝ない子はお化けにされちゃうぞ〜と、寝かしつけのつもりで母親が購入したらしいのですが、まったく動じず、お化けゴッコを覚えたようです。

寝かしつけにはならなかったようですが、絵本を楽しむことは覚えてくれているようです。
絵本の最後のが、お化けになってとんでいったで終わっているのがちょっと寂しいですね。