都会のワニ(小学館集英社プロダクション)
都会に生きる孤独なワニの姿を通じて「自分の在り方」を問いかける“あなた”のための物語
しごとのどうぐ(偕成社)
この道具を使うのはどんな職業の人?なぞときにもなる、かっこいい絵本
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10件見つかりました
荒井良二さんの新作。 読後感は、とにかく絵が綺麗ということ。 それと、何か力強いメッセージのようなものを感じました。 その何かとは、東日本大震災にヒントがありました。 この作品は、荒井さんが3月11日の東日本大震災のあとに初めて描かれた絵本です。 震災後、絵本作家として何ができるだろうかと真剣に考えられたそうです。 東北でワークショップをしたり、被災者の方々と話しをする中で、日常を取り戻すための第一歩として、お手伝いできることは「朝、起きたらカーテンをあける」ことだと思われたことから、この絵本が生まれたとのこと。 そんな崇高な思いにはせる時、その絵の美しさに、さらに磨きがかかることに気づきました。 日常の些細な繰り返しこそが、幸せなのでしょう。 そんな小さな幸せを気づかせてくれる、作品だと言えると思います。 「あさになったのでまどをあけますよ」、とても素敵な響きの言葉です。 今生きていることに喜びを感じ、感謝したいと思わずにいられない気持ちになる作品でした。 多くの人に読んで欲しい作品です。
投稿日:2011/12/13
雑誌のMOEで紹介されていて知りました。 独特の画風で描く方なんだなと思いました。 油絵のようなタッチの絵です。最初に見た時、「この世界観は子どもには理解できないのでは?」と不安になったのですが、意外にも娘はよく見ています。 窓を開ける小さな子どもたちが気になるようで、ページをめくるたびに探しています。 また文章が短めで繰り返しも多いので、2歳の娘でも一部分覚えています。 そういう意味では決して早くなかったなぁという印象です。 優れた絵本はどんな年代の人もひきつける力があるということでしょう。
投稿日:2013/11/19
油絵具で描いた絵画に、詩のように短い言葉がのせてあります。どこの場所も素敵で、どこにも少し住んでみたくなる。でも住むならここがいいな〜なんて、一通り読んだ後、子ども と一緒にペラペラとめくって絵を楽しみました。
投稿日:2021/08/01
あさになったのでまどをあけますよ、と毎日繰り返されます。 何気ないひとつひとつ何気ない日常が愛しいんだなーと思います。 子供が読んでももちろんいいのですが、大人になってから読むとまた染み入るものがあるかな。 読後、なんだか清々しい気持ちと元気をもらえた気がします。 いい絵本だなーと思う絵本でした。
投稿日:2016/02/01
まさに♪あたらしい 朝が来た 希望の 朝だ♪。ブルーマンデーの朝食を摂りながらページを捲ると、勇気がわいてきますよ。そういう芋では大人向けの絵本なのかもしれません。地球上、どこにいたって、みんな同じ空の下にいて、みんなに同じように朝が来て。あとは窓を開けるだけ。「がんばれ、自分」という感じです。
投稿日:2015/11/02
荒井さんのいつもの画風とは違っていたので、気になって手に取りました。 いつものファンタジックな雰囲気はなく、ページを開いたとたんに広がるのは、優しい色で広がっているきれいな風景。 一気に目を奪われました。 この絵本を読んで以降、朝、カーテンをあけるたびに、太陽のあたたかい光を感じたり、雨音を感じたり、と、感性を刺激されます。 日常の風景がいかに素晴らしいのか、感じることのできる絵本です。
投稿日:2014/06/18
何気ない瞬間の、美しい場面が集められているなーと思いました。 「まどをあけますよ」の一文から、さわやかな朝の空気が感じられました。 私としては、なかなかお気に入りな作品なのですが、子供たちはいまひとつ・・・ ワクワク・ドキドキするようなことはありませんし、ごく普通の場面ですからね。
投稿日:2013/07/09
急遽五年生の朝読書をお願いされて、この本を開きました。どうかな?とは思いましたが、子供たちの前にだしますと、ほぅとちいさな感嘆の声・・読み進めるうちにこの絵はどこのけしきかなぁと興味を示し、いなか町が出てくるとあ!ここら辺と言っていました。朝・これからがんばるぞという力がみなぎる本です。お話が終わった後で、先生がかけていらして私もこの本持ってます、感激されて・・こちらも感激しました。
投稿日:2012/09/12
淡々とした文章と温かいイラストにこめられた思いは、実は奥が深いと感じた絵本です。そういう意味では、むしろ大人の方がこの絵本から感じ取るものが多いので、大人向けの絵本と言えるかもしれません。何気ない日常の風景こそが幸せの証であると気づかされる一冊です。
投稿日:2012/04/23
雑誌のインタビューで荒井さんが この絵本について語っていて、 震災後の想いなんかもこめられていると知りました。 その上でこの本を読んだからか、 なんだかえもいわれぬ感動が…。 今までの荒井良二絵本の中でいちばんになりました! 窓を開けて、毎日そこに変わらぬ風景のある ありがたさ。絵本をめくるたびにしみじみと 思い知らされます。 色使いも明るく、心もあったかくなります。 荒井さんの風景もいいなあとしみじみしました。 大人も子どもも楽しめると思います。
投稿日:2012/03/05
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