「あそぼうよ」 自信を持っておすすめしたい みんなの声

小鳥さんがきりんさんに、「あそぼうよ」といって、きりんさんが「あそばない」と言っているんですが、正直、最初、「なんで遊んであげないんだろう・・・」って思いました。
でも、最後に、「また、あそうぼうよ」と小鳥さんが言ったところで、「あぁ！こうやって遊んでもらっているんだ！」って思いました。
このやりとり自体が遊びなんですね・・・。

うちの子達も、けらけら笑って、同じように遊んでいました。

単純だけど、楽しい絵本です。

ことりさんが、「あそぼうよ」に対してきりんさんは、「あそばない」だったのですが、きりんさんの態度が意地悪にみえないし、なんかほのぼのとしました。絵も可愛いし、「あそぼうよ」「あそばない」の繰り返しが、面白いと思いました。そうして一日楽しく遊んでるので、本当は仲良しなんだね。ことりさんが、「また　あした　あそぼうよ」の返事が「また　あした　あそばない」に、笑えました。

「遊ぼうよ」「遊ばない」これだけでストーリーが進んでいくんですが、実際は言葉と行動が真逆というか。なんかケンカした人を見ているみたいで笑えました。

２歳の孫と読みました。五味さんの絵本、面白い〜。こんな短い文章の本なのにユーモアたっぷりです。「あそばない」ってちょっと意地悪にいってみたくもなる子供の気持ちが絵とともに上手く表現されていますね。孫もちょっとはにかみながら見ていました。ほのぼのとしたキリンさんが印象的でした。

2歳の孫へ読んでやりました。五味太郎さんの作品だったのと内容が簡単そうだったので選びました。繰り返しの「あそぼうよ」「あそばない」のセリフが面白くて孫も気に入ってちゃんと聞いてくれました。キリンさんのほのぼのした表情が良かったです。

絵本を読んで笑うということが少ない息子ですが、この絵本はくくくっと笑いました。「あそばない」の返事がたまらないようです。

私もすっかり気に入りました。「あしたまたあそばない」が最高です。文章ではなく絵を見ている息子はきっともっと楽しんでいるでしょう。あそんでますからね。

かなり小さいお子さんから楽しめる絵本ですね〜。
そして、うちは中学生の上の子も「これ、いい〜。ツンデレのキリンのニヤッがいい！」と、いってました。（今どき言葉でそのまま子どもの感想を書きました）

下の子は、なんだか今イチわからなかったそうですが、
ことりは遊んでいるつもりで、キリンは遊んでるつもりはないんだよ。といったら、「なんだ〜」ですって。

鳥さんがキリンさんに「あそぼうよ」と言い、
キリンさんはことごとく「あそばない」と言います。
ほぼこのセリフのみです。

普通に読むとキリンさんは意地悪？と思うけれど、
読み方を変えれば…何だか結局遊んでるみたい♪
鳥さんのセリフにリズムをつけて読み、同じリズムでキリンさんのセリフを読みます。
「あそぼーぅよっ」「あそばぁーないっ」
「あ〜そ〜ぼ〜う〜よ〜」「あ〜そ〜ば〜な〜い〜」と。
同じセリフなのに、2人は楽しく遊んでるように聞こえます。

息子もニコニコしながら絵本を見てくれています♪

小鳥さんが「あそぼうよ」と誘いますが、
きりんさんはあくまでも「あそばない」と断り続けます。

でも、「あそばない」と言いながらも、
きりんさんはいろんな動きをしています！
首をぐるりと曲げて、股の間から鳥さんを見ていたり・・・
このポーズ、子どももよくやりませんか？

草の中に首を隠してみたり、
ゾウさんの陰に隠れてみたり・・・
これってかくれんぼしてるんじゃ？（笑）

小鳥さんを乗せて（小鳥さんが勝手に乗って？）
水の中をスイスイ泳いだり・・・

なぁんだ、あそんでるじゃない！

小鳥さんも、まんざらでもない様子で
「あしたまたあそぼうよ」なんて言って帰っていきます。
きりんさんも「あしたまたあそばない」ですって。
きっと、また明日もこうやって遊ぶんでしょうね（笑）。

文章の9割は「あそぼうよ」と「あそばない」で成り立っている、
なんとも不思議な絵本ですが、
子どもはめっちゃ好き！
息子は一日中「あそぼうよ〜あそばなぁ〜い」と言い続け、
「ママ〜あそぼうよ」と言ったときは、
私が「あそばない」って言わないとなんか不満げ・・・
普通逆じゃない？

あそばないって言いながらも遊んじゃう、
こんな信頼関係が成り立っているんだから、ステキなお友達ですよね。
子どもの世界をよく映し出しているなぁ。

息子も娘も大好きな一冊です。
小鳥さんがきりんさんにあそぼうよと誘うのですが、きりんさんは　あそばない　と断ります。
すると、息子はなぜか｢ずるい｣と言います。
本人はたぶん違う意味で言っているとは思うのですが。。。

上の子はだまって聞いていますが、断ることの不思議など感じているみたいで、（幼稚園で物の貸し借りや誘われたときは全く断れない性格なので）たまに、なんで断るのかな？と聞いています。字は、あそぼうよ　あそばない　しか出てこないですがいろいろ考えさせられる一冊です。
大きくなっても、小さくても楽しめる一冊です。

息子がある日、自転車の後ろで何か言っているな？
と思ったら　あそぼうよ　あそばない　と言っていました。
言葉遊びにもなる素敵な本です。