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あなたへ6 わたしのせいじゃない−せきにんについて−自信を持っておすすめしたい みんなの声

あなたへ6 わたしのせいじゃない−せきにんについて− 作:レイフ・クリスチャンソン
絵:ディック・ステンベリ
訳:にもんじまさあき
出版社:岩崎書店 岩崎書店の特集ページがあります!
税込価格:\1,210
発行日:1996年01月
ISBN:9784265038664
評価スコア 4.62
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みんなの声 総数 25
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  • あなたと一緒に読みたいの

    • みぽみぽさん
    • 40代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 女の子15歳、女の子11歳、女の子6歳

    一緒に考えていきたいな
    そんな大切なひとと 静かに読みたい1冊だと思います。

    3人娘一緒に 静かに聞いていました。

    泣いている きっと お友だち
    後ろにいる きっと そのお友だち達

    たくさんいても なんだかさみしいね
    三女が最初のページを見たとき 言いました。

    たくさんいるから 余計にさびしいんよ
    長女が答えるように言いました。

    うん
    そうやね

    知っている理由を告げるひとりひとりの子
    でも 決まって最後に言う言葉
    「 わたしのせいじゃない 」 

    ーせきにんについてー
    サブタイトルの言葉が 静かに でも じわじわ訴えてくるようです。


    お説教めいた言葉はありません。
    ただ ただ
    考えなきゃな と強制されるでもなく 思っています。

    ほんとに そうなのかな
    ほんとに それでいいのかな
    ほんとに ほかには なにも できないのかな
    どうすれば よかったのかな いいのかな

    「 わたしのせいじゃない ? 」
    目から 耳から そして 心に直接 訴えてくるように感じます。

    読みっぱなしにはできない1冊です。
    それから
    誰かに読む前に 一度は読んでおいて 自分の考えをまとめておくべき1冊だと思います。

    大切にしたい1冊です。
    でも 無責任には届けられない
    読んだあとの 時間までを一緒にすごす
    大切にするべき1冊だと 
    わたしは思います。

    投稿日:2010/12/18

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    2
  • 心にひびく本

    • なおなおPさん
    • 40代
    • ママ
    • 北海道
    • 女の子7歳、男の子4歳、

    全校生徒11名の小さな小学校の読み聞かせに、何がいいかと学校図書室にてこの本を発見。ぱらぱらページをめくりながら、はじめはいじめをテーマにした本かなぁと思いながら読みすすめると・・・・巻末写真ページをみて胸がつまりました。深い深いテーマで、子供の身近に感じる言葉でつづられた繰り返し文の後の衝撃的な写真。何気ない日常の積み重ねが世界的な悲しい出来事の発端なんだと子供たちに訴えるすばらしい内容。
    学校での読み聞かせの途中、写真ページになった途端、一人の子が『それ何?』と声を発し、『何だろうねぇ』と答える私。終わった途端みんな私の周りに集まり写真部分を食い入るようにみつめ、『これは何の写真?』と質問攻めにあいました。後ほど先生からも声をかけら『実は私がお願いして学校図書の蔵書にしてもらいました』との事。良い本を身近に置いていただきとてもありがたい気持ちになりました。
    ちいさな本ですので大きな学校の読み聞かせには厳しいとは思います。本当は親のひざの上で読んであげるのがいいのかも。低学年は理解は難しいかもしれませんが読んであげてもいいと思います。とても良い本に出会いました。

    投稿日:2012/05/29

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    1
  • 一年生でもわかるんです

    • まっちゃこさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子、女の子、女の子

    どんな事が「いじめ」?

    ある集団の子供達がいます。
    その中の一人が泣いています。
    「なぜ泣いているのか」を、子供達一人ずつが話していくような形でページが進みます。

    「なぜ泣いているのか」を話す子供の順番が、
    変わりやすく言えば、「傍観者→共感者→共犯者→首謀者」こんな風になっています。

    息子は一年生ですが、本の途中から、
    「おかしい、おかしいこと言ってる!」と言い出しました。
    一年生なりに、絵本の中の子供達が、どういう意味の言葉を言っているか分かったようです。

    なにが「いじめ」なのか?
    だれが「いじめ」ているのか?、
    「いじめ」られている子が悪いのか?
    なぜ「いじめ」のような言葉や感情を抱いたのか?
    身近にも、「もしかしていじめ?」ということを言ったことはないか?見たことはないか?されたことはないか?それらがもしあったら、これからどうしたらいいか?

    どうして「いじめ」てはいけないのか?

    このシリーズはスウェーデンの道徳教育で使われている、
    と書かれていますが、日本でも十分使えるのでは。

    息子の学年には障害をもった子がいますが、保育所の担任の先生のおかげで、助け合う事を知った子もいます。
    集団の場の、学校や保育所での道徳教育も大切ですが、
    家庭で話すのに、よい絵本だと思います。

    投稿日:2007/10/26

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    1
  • 目から鱗です

    すごい感動しました。何気なく 手にとった本です。あまり期待してなかったのですが ものすごい本にであえたと 目から鱗です。モノクロの絵本ですが いじめにたいして 一人一人が証言していく。自分は 何もしていない・・と。はたして そうなのか・・。後半に写真がありました。目隠しをされて座る少年 その後で 笑う男。戦争。飢餓で泣いている子供。コメントはなし。読み手は 深く考えさせられました。ほんの少し勇気と思いやりがあれば、幸せになれるのに、と思いました。多くの学校で読んでほしいです。

    投稿日:2006/12/07

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    1
  • 他のシリーズとはちょっと違います。

    「あなたへ」シリーズの6巻です。
    今回の作品は、「いじめ」について取り上げています。
    クラスで1人の男の子が泣いています。
    それについて1ページづつ、1人づつ「私が悪いんじゃない。私のせいじゃない」と自分を弁解していくのです。
    でも、本当に彼らのせいじゃないんでしょうか?
    ひとり1人がもっと勇気を持って行動を起こしていたら、違う結果だったかもしれません。
    最後に戦争関連の白黒写真が何点か掲載されていました。
    こんな結果を招いたのは、本当に私たちのせいではないのでしょうか?

    投稿日:2004/01/28

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    1
  • 立ち止まって考える

    同じシリーズの「たんじょうび」を読んで衝撃を受けたので、シリーズの他の絵本も読んでみようと思いました。
    こちらは、さらにシリアスな内容で、ラストのなんページかには、ショッキングな写真が並んでいます。
    「わたしのせいじゃない?」と、一人ひとりが立ち止まって、考えなければいけない場面は、たくさんありそうだなと感じました。

    投稿日:2023/02/20

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  • いじめとはそして…

    ページをめくっていって、最後の写真を見て、こういうことに繋がる絵本なのかとびっくりしました。
    泣いている女の子と、大勢の子供たち。
    一人一人の言葉は違うけれど、みんなの主張は同じ。
    わたしのせいじゃない。
    こうやって文章にして読むと、みんなおかしなことをいっていることが分かります。
    だけど実際、自分は大丈夫かな?そんなことを考えさせられるテーマでした。

    投稿日:2020/10/14

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  • お友達を大事にしてほしい

    娘と一緒に読みました。
    常々、お友達を大事にしてほしいと伝えています。

    たくさんのクラスメートと一緒にいると、誰かが
    泣いていても、直接関わっていなければ
    「わたしのせいじゃない」ってきっと思ってしまうよね。
    子どもだったらなおさらね。
    でも、たとえ、直接関わっていなかったとしても
    「わたしのせいじゃない」ってほうっておくのは
    「あなたのせい」にもなるんだよ。
    絵本の物語は学校での出来事だけど、最後の方のページには
    戦争の写真が載っていました。
    そう、私には関係ない、私のせいじゃないって思い続けて
    いると、気づかないうちにひどいことに巻き込まれていく
    ことにだってなるから。
    いろんなことに目を見張り、耳をすませて、声をあげて
    いかなきゃいけないのですね。

    投稿日:2017/05/09

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  • 考えさせられました

    このお話は、一人の子供がいじめられているのをほかの子供たちが自分のせいじゃないと責任を擦り付け合っているお話でした。その言い訳も十人十色で、いろいろな考え方がありました。子供はこの絵本を読みながら、「こんなこと言ったらダメや!」という子もいれば、賛同する意見の子もいました。最後の方には戦争や人が人を拘束している写真も載っていました。子供には衝撃出来だったようですが、実際に起こっていることなので、この絵本から何か感じ取ってくれたらいいな〜と思いました。

    投稿日:2017/03/31

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  • 大人がまず読んでみてください!

    ふらっと立ち寄った図書館で
    立ち読みもせずに借りてきました。
    絵本ナビも見ていなかったので
    まったく予備知識なしでした。

    絵とひとりひとりの言葉を
    読んでいくうちに。。
    衝撃を受けました。
    「いいわけ」です。
    自分を正当化している「いいわけ」

    いい歳をした私も
    今まで生きてきた中で
    「いいわけ」してきたことがある。
    思い出さないようにしているだけかもしれない。

    最後は
    写真です。

    絵本が大好きで今まで
    可愛い絵本をいっぱい読んできましたが、
    こんな絵本があったことに驚きました。
    でもまず大人がしっかり内容を受け止めて、
    お子さんの年齢に応じて
    一緒に考えながら
    見ていただきたいと思います。

    とても大切なことが書かれているので
    オススメの一冊ですが、
    お子さんには読後の心を受け止めてあげることが
    必要だと思いました。

    投稿日:2015/04/22

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