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かさじぞう自信を持っておすすめしたい みんなの声

かさじぞう 再話:せた ていじ
絵:赤羽 末吉
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:1966年11月
ISBN:9784834000719
評価スコア 4.69
評価ランキング 1,973
みんなの声 総数 51
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自信を持っておすすめしたい みんなの声から

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39件見つかりました

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  • 「雪」を手のひらに感じる

    かさじぞう かさこじぞう
    いろいろなタイトルで出ている有名なお話しです。
    たくさんある絵本の中から 私が保育でこの本を読み続けている理由は
    何より この昔話の要である「雪」が
    とても素晴らしいからです。
    画家の赤羽末吉さんが 雪の中に何度も取材に行かれ
    何千枚もの写真を撮られ 長い時間をかけてかかれたこの本は
    お地蔵さまを 包むように降る雪の暖かさまで
    本を持つ手に伝わるような気がするほどの できばえです。
    決して派手ではありませんが
    こどもだから手加減せず 老画家が持てる画力全てを注いで描いた
    この絵で ぜひ この優しいお話しを読み聞かせてあげたい
    そう思っています。
    園で読み聞かせていくと みんな ほっこりと しんみりと
    静かな表情で聞いてくれます。
    きっとこどもたちの一番優しい部分が 表に出てくるんだと思います。
    そんな力のある一冊です。

    投稿日:2009/05/24

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  • 名作の力!

    • すずらんぷさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子13歳、女の子10歳

    私が小さい頃から知っている昔話ですが、絵本で読むと言葉のリズムの心地よさ、いかにも「冬」を感じさせる絵の魅力で、お話の世界に一気に引き込まれました。
    いろいろな出版社から同じお話しは出されているようですが、おじいさんが思わず笠をかぶせてあげたい、と思わせる寒々とした様子は、この絵本ならではです。
    「よういさ、よいさ、よういさな」とお地蔵様達が家に近づいてくる場面は、絵本の中には遠目にしか描かれていないのですが、声に出して読んでいると、頭の中のスクリーンにお地蔵様の様子が浮かび上がってくるような気がしました。
    大晦日が近づいたらぜひ読みたい、これぞ名作です。

    投稿日:2008/12/08

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    2
  • 結局名作

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子4歳

    最近いろんな昔話を読み、思うのは、
    昔話は昔話らしい絵の本で読むのが
    一番しっくりくるということです。

    ただし、昔の作品は言葉が今は使われていない言葉もあり、
    子どもに分かりにくいのではと思い、
    いもとようこさんの昔話シリーズなどを読んでいたのですが、
    分かりやすいんですが、
    言葉の面白さや深みがないというか、
    結局名作に戻ってきてしまいます。

    投稿日:2020/05/09

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  • おじぞうさんの顔!

    小学校での読みきかせで、この絵本を1年生に読むことになりました。せっかく手元にあるのだから、と6年生の娘にも読みました。


    私にとってこの絵本は第一印象(正確には第一印象ではないのですが)「懐かしい!」です。ああ、私が子どもの頃、この挿絵のこの絵本、確かに読んだことがあるわあ、と。


    娘に読んでいる途中で、「おじぞうさんの顔!見てみて!」と言うので見てみましたら。かさをかぶる前とかぶった後のお顔が違うではありませんか。楽しいねえ、こういうの。読んでいる方は、どうしても文字に集中してしまいがちですが、聞かされている方は、こんな風に挿絵の細かいところに注意を払うことができるのですよね。


    おじいさんも、おばあさんも、おじぞうさんもやさしくて寒い冬なのにとてもあったかい気持ちになります。

    ところで、信州では夏によくかさじぞうが現れます。玄関開けるとどなたが置いていってくださってのかわからないたくさんの夏野菜が。

    投稿日:2018/12/07

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  • 日本らしさ

    日本らしい絵本で何がいいかと思うと、まっさきに、この絵本がうかびます。子どもの頃から、あったかで、やさしい、このお話が大好きでした。
    大人になって再読したとき、改めて、扇の中にひろがる水墨画の美しさにおどろきました。
    日本の誇る絵本だと思います。

    投稿日:2015/10/14

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  • 昔話にマッチした絵

    • 沙樹さん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子6歳

    とても有名な日本の昔話です。

    おじいさんが六地蔵さまに売れなかった笠を被せてあげ、
    それを聞いたおばあさんも良いことをしたと言ってくれます。
    ステキな心をもった夫婦です。

    昔話らしい絵がとてもマッチした絵本だと思いました。

    投稿日:2015/04/23

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  • こころのまど

    • もゆらさん
    • 50代
    • その他の方
    • 神奈川県

    『「かさや、かさや、かさは いらぬか」
    こういって、かみちょうから しもちょうへ、
    しもちょうから かみちょうへ、いくどもあるいた。
    けれども、だれひとり かうものがない…。
    じいさんの かさなんか、みむきもされなかったと…。』
     子どもはうつむいて だまって 聞いていました。
    悲しいけれど こころのまどを開いて 聞いていました。
    『「あやぁ、むごいことだなあ。はだかで ゆき かぶって
    さぞ さむかろう」と、じいさんは、うりもののかさを、
    じゅんじゅんに…』
     子どもは顔を上げて だまって ページをのぞきこみます。
    うなずきながら かさを勘定して 聞いています。

     実は話の筋をすでに知っているのに、毎回同じことの繰り返し。
    この絵本のつくり、本の中に、また本があるように見える、
    それが不思議でずっとずっと のぞきこんでは
    いつ中の本が閉じられるのか、気が気でないのかなぁ。
    だからいつも、彼女はこころのまどを開きっぱなしにして
    中を窺っている、そう思えてなりませんでした。

     すてきな絵本を 福音館さま、ありがとう。
    感謝

    投稿日:2015/03/24

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  • 心の豊かさ!

    赤羽末吉さんの味わいあるイラストに,せたていじさんの余韻ある文章。
    たとえ物は溢れていなくても心豊かな日本人の優しさのある時代,そんなことを感じさせてくれる「かさじぞう」絵本でした。
    とても温かい気持ちになります。
    心の豊かさとは。。。ということを考えさせられました。
    大人も読みたい「かざじぞう」です!

    投稿日:2015/03/16

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  • 語りにも適した文章

    かさじぞうのお話はたくさん絵本になっていますが、我が家にあるのはこの『かさじぞう』です。
    素朴な語り口が気持ちよく、方言なのですが読み聞かせしやすいです。絵本がストーリーテリングのテキストに利用されることは少ないのですが、この絵本の文章は例外のようで、よく語られています。それだけリズムよく美しい文章ということなのだと思います。
    そして、さらに素晴らしいのが赤羽末吉さんの描く表情豊かな墨絵です。子供たちは、おじぞうさんたちの個性豊かな顔をみるたびにうれしくなるようで、一緒にニコニコ顔になります。
    読むたびに感動して心温まるお話です。やはり年の瀬に読むのがベストなのだとは思いますが、その他の季節でも、何度でも、読みたくなります。

    投稿日:2014/03/24

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  • 暖かい気持ちになる絵本

    やさしい語りで子どもに読んであげると、自分まで癒されるようです。

    寒い年の瀬に「かさ」を売りに行ったおじいさん。でも、売れずに帰る途中で雪をかぶったお地蔵さんを見かけます。おじいさんは売れ残ったかさと自分がかぶっていたかさまでもお地蔵さんにかぶせて帰ってくるのです。
    おいしいものを持って帰ってくると思いながら待っていたおばあさん。何も持ち帰らず、売れ残ったかさまでもおいてきてしまったおじいさんに対して言った言葉……。とっても素晴らしいです。

    子どもに読んであげながら、自分もほっこりしてしまいます。

    ちなみに子どもはこの絵本を読んでから、お地蔵さんを見ると手を合わせるようになりました。

    投稿日:2013/06/06

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