話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ

だるまちゃんとやまんめちゃん」 ママの声

だるまちゃんとやまんめちゃん 作・絵:加古 里子
出版社:福音館書店
税込価格:\990
発行日:2014年05月
ISBN:9784834080988
評価スコア 4.72
評価ランキング 1,332
みんなの声 総数 52
  • この絵本のレビューを書く

並び替え

47件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 次の10件 最後のページ
  • すてきなお友だち

    • ほしのさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 女の子5歳、男の子2歳

    だるまちゃんシリーズは、私はてんぐちゃんしか読んだことがなくて、もっと小さい子向けのシリーズだと思っていました。
    シリーズのほかの作品は知りませんが、この絵本を読んで、こういう長いのもあるんだなとびっくりしました。

    先日、娘が幼稚園から持って帰ってきました。
    我が家にあるのは、こどものとも社から、特選こどものともライブラリー、という名で、月刊絵本として本年度発行されているものなんです。過去のこどものともの名作をハードカバーで復刊したもので、書店では手に入らない、今しか手に入らない、ものなのだそうです。

    てんぐちゃんと比べると、こちらの本はずいぶん現代風ですね。
    てんぐちゃんでは、かまどがあったけど、こちらは台所ですね。スリッパまで履いてるし。サッカーしてるのも現代風?

    そんなことはさておき、子どもって、初めて会ってもすぐに仲良くなれますね。
    でも、一般的には、いっぱい遊んで仲良くなれるのに対し、だるまちゃんとやまんめちゃんは、ちょっと会話しただけで、もうお友だちです。
    だるまちゃんのお母さんも、ちょっと会っただけのお友だちのおばあちゃんの為に、ネーブルいっぱい持たせて、いいお母さんですね。

    ネーブルって、ビタミンや糖分があって、風邪には良さそう。多分それでネーブルなのかなと思います。
    そして、山に生えている果物であれば、やまんめちゃんがすでに採っている筈でしょうから、お店で買うような果物を持たせるのは、そういうことなのかなと思いました。

    やまんめって名前、何かなと最初、思いました。
    やまんばは、山の婆だからやまんばで、やまんめは、小さい女の子なんでやまんめかと納得。一般にある言葉なのかな?。

    やまんばあちゃん、一般に想像されるやまんばとは全然違いますね。
    加古里子さんはあとがきの中で、「昔話に出てくる山婆、山母、仙女は恐ろしい妖怪が多いのですが」本来は「常に敬虔な態度で自然に接し、利用や採取狩猟の時は、許認の手続と細心の配慮と行動で臨んで」いた人々なのに、里人に伝承されるうちに「最も重要な自らも自然の一部である自覚や共存共生の精神がうすれ、単なる奇妙な風俗や怪奇惨虐説話となっているのは残念の極みです」と書かれています。

    この絵本で、やまんばあちゃんややまんめちゃんに出会えてよかったです。やまんばあちゃんややまんめちゃんが本当にいたら、会って仲良くなりたいです。

    今、娘の最もお気に入りの絵本になっています。
    普通に書店で手に入らないのがとても残念です。
    特選こどものともライブラリーは任意契約なのですが、契約して本当によかったなと思える一冊でした。
    別のだるまちゃんシリーズも読みたくなりました。

    投稿日:2010/09/23

    参考になりました
    感謝
    3
  • だるまちゃんだいすき

    • らずもねさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子5歳

    私もちいさいころからだるまちゃんシリーズがだいすきでした。
    そして子供達もだるまちゃんだいすきです。
    今回はやまんめちゃんです。
    やまんめちゃんって?なんだろうと読み進めます。
    おばあちゃんが病気だと知って
    だるまちゃんのお母さんはネーブルを持たせてくれます。
    いい意味でレトロな絵本なのに
    お見舞いの品が「ネーブル」って!
    その違和感すらある響きに感心してしまいます。

    最後にお母さんと元気になったやまんばあちゃんも
    会って仲良くなっているようすに
    子供達もうれしそうでした

    投稿日:2015/01/19

    参考になりました
    感謝
    1
  • 自然からの贈り物

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    だるまちゃんの、今度の友だちはやまんめちゃん。
    目のぐりぐりっとした、普通の女の子かなと思ったら、山のほら穴に住んでいる、やまんばの子どもでした。
    やまんめちゃんは、病気で寝ているおばあちゃんのために、薬草を摘んでいるところでした。そのことを聞いただるまちゃんは、おかあさんからお見舞いを持っていくように言われ、出かけます。

    自然の中の知恵をいっぱい知っているやまんめちゃんに色々教えられるだるまちゃん。薬草の紹介や、葉っぱを使ってできるひこうきなど、私たちも使える知恵が紹介されているところ、細かい心遣いを感じることができます。
    恵まれた自然の中で教えられること、助け合うこと、忘れてはいけないことがたくさん詰まっていました。
    ちょっと怖い印象のあるやまんばですが、『やまんばのこども まゆ』シリーズに続き、友好的なやまんばにまた出合うことができました。

    投稿日:2009/12/07

    参考になりました
    感謝
    1
  • だるまちゃんががけから落ちちゃった!

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    だるまちゃんが山に住むやまんめちゃんと友達になるお話。

    やまんめちゃんからは、いろんなことを教わりました。薬になる草の種類や、木の実や石ころでできる遊び。昔の人の知恵をいただいたみたいで、読んでよかったな。

    だるまちゃんが葉っぱのひこうきを飛ばした拍子に足をすべらせて落っこちたときは、かなり驚きました。おばあさんの顔は真剣だし、いっせいに山の動物が出てきてだるまちゃんを助けるし。山に暮らす人は、山に住んでいるだけあって、山での危険には充分備えているんだなあと感心してしまいました。

    だるまちゃんは、知らない子でもすぐに仲良くなってしまう才能の持ち主ですね。こんな子どもにうちの子もなってほしいです。

    投稿日:2007/11/09

    参考になりました
    感謝
    1
  • 草遊び

    • ぜんママさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子8歳、女の子7歳

    私が小さい頃読んだことのある だるまちゃん。
    だるまちゃんシリーズの最新号を娘と読んでいるのは、
    なんだか不思議な感じがしました。
    だるまちゃんは永遠に生き続けているんですね。
    今回はやまんめちゃんがパートナー。
    娘は話の内容よりもやまんめちゃんがつけていた
    ”くさのかんざし”が気になった様子。
    え〜したことない??
    現代の子供ってそうかもしれませんね。
    うっかりしてました。今度 作って遊ぼうね。
    加古さん ありがとう!! 昔からの遊びを伝承できそうです。

    投稿日:2006/09/20

    参考になりました
    感謝
    1
  • お話で楽しみ更に遊びで楽しむ本

    だるまちゃんシリーズはどれも愉快で軽快でそれでいて温かくて大好き。

    今回のやまんめちゃんも一見ちょっと怖そうなキャラクターに思えましたがしゃべりからもとっても元気さを感じられる山育ちの女の子。

    おばあちゃんが病気だからと薬草を取りに来たところでだるまちゃんと遭遇しますが、かこさとしさんの絵本ではこういう薬草も絵本ではさりげなく登場していて、裏表紙にはしっかりと薬草の仲間が説明されてあったりするなどとても細部にまでこだわりが感じられます。
    こどもの好奇心を充分に満たしてくれるしかけがいっぱいです。
    他にも「きのはで作ったとり」なんかもきちんと最後のページに作り方が記されています。
    木の実の遊びなんかも載っています。

    お話だけでなくこんな自然遊びをさりげなく取り入れているあたり素晴らしさを感じます。

    ちょっとやまんばあちゃんの登場シーンはいかにもやまんばって感じで初め怖さを感じましたけれどね・・。
    でもそれも演出なんでしょう!?
    次のページではとっても優しいおばあちゃんの顔でした!

    心和む一冊です。

    投稿日:2006/09/08

    参考になりました
    感謝
    1
  • 大好きなシリーズ☆

    大好きな「だるまちゃん」シリーズ。こちらはやまんめちゃんとの友情の物語です。仲良くなったやまんめちゃんを心配する優しいだるまちゃんの姿や、病気がよくなったおばあちゃんの笑顔、ほのぼのと読み進めていたら、突然崖から落ちてしまうだるまちゃん。予想外の展開にびっくりしました。
    でも最後はまたほのぼの。かこさとしさんの絵本のおもしろさは大人になってより感じるようになりました。ベストセラーなのがよく分かります。

    投稿日:2023/01/11

    参考になりました
    感謝
    0
  • 作者のことばに考えさせられます

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 大阪府
    • 男の子6歳、女の子5歳

    山奥に住むやまんめちゃんって何だろう‥と読み進めていくと、あぁ!やまんばの子ねってなりました。
    こうもりやフクロウ、おおかみなど怖いイメージのものも、こうやってお話にでてくると悪者じゃなくひとつの動物という感じがするから不思議。
    作者のことばに書かれていた、自然に対する畏敬の念をふまえて代々伝えられてきたお話が、いつしか恐ろしいという要素だけを残して伝えられているということが興味深かったです。
    こういう話を絵本のあとに子どもとできるのがいいですね。

    投稿日:2018/03/17

    参考になりました
    感謝
    0
  • やまんばの孫娘

    だるまちゃんの今度のお相手は、なんと、山姥の娘、やまんめちゃんです。
    祖母(山姥)の病気を治すために薬草摘みしていたところでだるまちゃんと出会うのですね。
    薬草は、昔の人々の知恵そのものです。
    そのあたりも体感したいものです。
    やまんめちゃんのおうちに行って、木の葉で作った鳥で遊ぶあたりも、
    素朴なおもちゃが素敵です。
    ところが、だるまちゃんが崖から転落するハプニング。
    救出するくだりは、みんなの表情が必死で、自然と向き合う迫力を感じました。
    お見舞いの品、お返しの品。
    ちょっとした心遣いも感じ取りたいです。
    おどろおどろしいイメージの山姥ですが、自然と一体化したような存在と思えば、
    付き合えそうですね。
    やまんめちゃんの造形も、素朴ながら、女の子らしい髪飾りなど、
    意外にキュートです。
    巻末の作者の言葉も滋味深いです。
    共存共生の精神、大切にしたいです。
    小学生くらいからでしょうか。

    投稿日:2018/03/15

    参考になりました
    感謝
    0
  • 大好きな1冊

    だるまちゃんシリーズ、親子で大好きでほとんど持っています。
    その中でもこちらは娘が大好きな1冊です。
    女の子が出てくるのがいいみたいですね。また一緒に遊んでいるのが楽しそうと言っています。
    だるまちゃんが崖から落ちてしまうシーンはとても心配してみていました。
    何度も読んでいます。

    投稿日:2017/07/15

    参考になりました
    感謝
    0

47件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 4 5 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / ねないこ だれだ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ



人気作品・注目の新刊をご紹介!絵本ナビプラチナブック

みんなの声(52人)

絵本の評価(4.72)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット