おだんごぱん」 みんなの声

おだんごぱん 作:(ロシア民話)
絵:脇田 和
訳:瀬田 貞二
出版社:福音館書店
税込価格:\1,320
発行日:1966年5月1日
ISBN:9784834000573
評価スコア 4.34
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みんなの声 総数 123
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  • 画家の絵は私のもの

    脇田和さんの美術館に行くのが好きでした。
    展示されている絵も、そのタイトルも、詩みたいでとても素敵で。
    美術館のパンフレットには室内楽を聴いているような気分になる
    というようなことが書かれていたように思います。
    脇田さんは軽やかで遊び心がきっとあった人なのだろうな。

    そんな脇田さんの絵を手元に置きたくとも、なかなかそういうわけ
    にはいきません。
    だけど、この絵本を持っていれば、脇田さんの絵を持っているのと
    同じこと(ではないですかね?)。ちょっとしあわせです。

    地味なお話で、色合いもロシアっぽくしたのか地味だし、なにより
    おだんごぱんが私にはみんなが食べたい食べたいと思うほど、おい
    しそうには全く見えないのですが、ああ、脇田さんの絵なのだわあ
    と満足なのです。

    娘は1歳台の頃はおだんごぱんと言えず「おだんぼかん」と言って
    喜んでいました。今やすっかりきちんと言えるようになりつまらな
    いです(笑)。

    投稿日:2010/03/17

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  • 素朴な絵柄が好き

    • 寺子さん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子0歳

    ロシアの昔話です。
    内容は、“泳げたいやきくん”に近いかと思います。
    シュールな結末は、大人よりもむしろ子どもが楽しめる内容ではないでしょうか。
    素朴な絵柄が好きです。一見ぱっとはしないけれども、骨董品を愛でるような味わいを感じます。

    投稿日:2010/02/08

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  • 読み聞かせし易い絵本

    • ジュンイチさん
    • 40代
    • パパ
    • 東京都
    • 男の子12歳、男の子6歳

    1966年のロシア民話の再話。

    お話は、おばあさんが作ったおだんごぱんが、逃げ出すシーンから始まります。
    おだんごとぱんて、やっぱり別物だと思うのですが、話のリズムとしては絶妙で深く考えない方が良いのかも知れません。

    おだんごぱんは、行く先々で、動物たちに食べられそうになるのですが、いつも上手く逃げていきます。
    その時の歌の最初の「ぼくは、てんかの おだんごぱん」というフレーズが、きっと子供の心を捉えるに違いありません。
    語呂の良いフレーズです。

    最後に登場する動物はきつね。
    割とあっさりとしたエンディングだと思いますが、きつねが、ずる賢いというのは、万国共通なのか面白い気がします。

    繰り返しのリズムが心地よく、異国情緒溢れた絵もどこかロシアをイメージさせる魅力なものなので、それが長らく読み続けられている理由なのでしょう。

    読み聞かせし易い絵本だと思います。 

    投稿日:2010/01/30

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  • 勝手に飛び出すのがおもしろい

    • セルバさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子6歳、女の子5歳、男の子0歳

     民話好きの次女が、よく借りてくるうちの一つがこれです。
     食べようと思って粉をかき集めて作るパンがおだんごぱん。なのになぜか、食べられまいと、逃げてしまいます。
     その後の掛け合いが、歌になっていて読み手の腕が試されるかもしれません。とにかく逃げようとするパンがかわいいのです。
     なぜか次女はパンが飛び出すというところでげらげら笑います。そこが笑いのツボみたいです。
     民話なので少し教訓めいていますが、この絵本の絵がとても淡くてかわいらしいので、そんな気がなく読めてしまうと思います。

    投稿日:2010/01/15

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  • 繰り返しが楽しい♪

    娘とパン作りにはまった時に購入しました。

    自分も体験したパン作り。おばあさんがパンを作る場面では、
    「こねるの大変よね」
    「オーブンで焼くのよね」
    「焼けたら冷やしておかなきゃね」
    など話しながら楽しそうに見ていました。

    うさぎやおおかみに出会った時に歌をうたうところもお気に入り。
    繰り返し出てくるのがまた面白いようです。
    節をつけて歌ってきかせると、すぐに憶えてしまいました。
    私が歌おうとすると、
    「ママ、シーッ。聞いてて♪」
    と歌ってきかせてくれます。
    長い文章なのによく憶えたものです。
    瀬田さんの文章が心地よいのかもしれませんね。

    他のママさんたちはどんな節をつけて読んであげているのかしら。
    聞いてみたいです。

    投稿日:2009/12/04

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  • 知能戦?

    おばあさんが作ったおだんごぱんのお話です。

    粉箱を引っ掻き集めて作ったおだんごぱんは、本当においしそうでした。
    でも、おじいさんやおばあさんに食べられたくないおだんごぱんは必死で逃げて行きます
    途中で出会う動物たちに歌う唄が、おだんごぱんらしくて可愛らしいなぁと思いました。
    言い訳をして逃げる姿に、知能戦のような物語の印象を受けました。

    最後に出てくるキツネの方が、おだんごぱんよりも上手だったのが、ツボでした(笑)
    ロシア民話なので、一度は子ども達に読み聞かせてあげたいオススメの一冊です☆

    投稿日:2009/11/21

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  • あっつ!!

    • キンコママさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳、男の子4歳、男の子2歳、男の子1歳

    題名からして??って思う絵本。だって「おだんご」なのに、「ぱん」だもん。どんな内容なのかとっても気になっちゃうぅぅう〜。裕福ではないおじいさんとおばあさんがいて、おばあさんはなけなしの粉でおだんごぱんを焼く。焼かれたぱんが脱走してしまうっていう場面もおもしろいけれど、いろんな動物に食べられそうになる時にも、歌を歌って逃げ回る場面はなかなかおもしろい。ぱんが動くわけないじゃ〜んって思っちゃうけれど、子供達はぱんが歌う歌にとてもうけちゃってました。きっと節をつけてオリジナルで歌ってあげちゃったからかな??自分流に歌えちゃうってところが聞きどころかも!うまく逃げ切れてたぱんの結末は・・・案外意外で笑っちゃったと同時に、え!?って感じでした。子供達も「あ〜あぁ」って。

    投稿日:2009/10/06

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  • 我が家では読み聞かせの定番。

    • JOYさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子8歳、女の子6歳、男の子3歳

    何ともいえない温かみのある絵が気に入って、購入しました。

    パンが意思を持って転がって逃げていく、というユニークさ、パンが口ずさむ歌の繰り返しが、子どもの耳に心地良いらしく、何度も「読んで〜!」とせがまれました。

    訳、絵が他の方によるものも出版されているようですが、パンや他の登場人物の、気持ちがほっこりするような表情は、こちらのほうが…と思います。

    投稿日:2009/09/05

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  • 歌で盛り上がります

    地味な本だな〜、と思いつつ、「おだんごぱん」という題名とその微妙な表情に魅かれて借りてきました。
    娘はおだんごぱんの歌う「ぼくは天下のおだんごぱん♪」が好きで、何回も何回も読んでほしいと言ってきました。
    すっかり歌を覚えてしまい、保育園でもお友だちに披露して、お友だちも一緒に歌ってくれていました。
    ストーリーは単純で、特にとってもおもしろいというわけではないです。でもこんなにはまってしまうのは、やっぱりあの歌のおかげかなーと思います。

    個人的に好きなところは、おだんごぱんが逃げてしまっても、追いかけもせず見ているおじいさんとおばあさんの表情です。

    投稿日:2009/06/26

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  • 我が家のおだんごぱんは・・・

    ずっと気になっていて、ようやく買った本です。
    やはり、おもしろい!

    こなばこごしごしひっかいて(この表現が楽しいみたいです。)
    作ったおだんごぱん。
    おじいさん、おばあさんからにげだして、
    (どうして、おじいさんたちはおいかけないで、玄関で見送っているんだろう?といつも思います。)
    うさぎからも、おおかみからも、くまからもにげだします。
    そして、きつねからは・・・?
    (きつねの表情がいいんです!)

    おだんごぱんのうたが楽しくって、
    続けて読んでいるうちに
    子どもも覚えて、一緒に言ってくれます。

    我が家の息子は、
    よくものを落とします。
    そして、おだんごぱんのようにころころ転がり、
    行方不明になることも・・・!
    そのときは、「あぁあ、あれは、おだんごぱんの仲間だったんだ・・・」とあきらめています・・・

    投稿日:2009/05/13

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