「ね、ぼくのともだちになって！」 みんなの声

娘はエリックカールさんの本には必ず表紙か裏表紙に入っているサインを「落書き」だと思っています。
この本も、まずそのサインを見つけ「ほらっまた落書きよっっ」と指差していました。

相変わらずの色鮮やかさは見事です。
ただ、あまりにもデフォルメがききすぎて
何の動物かわからないものもちらほら・・・。
（私の感性が鈍いせいでしょうか・・・）
娘は「これは当てる絵本よ」と
次の動物をしっぽで当てるゲーム本として楽しんでいます。

一匹のねずみが自分よりも大きな動物に、ね、ぼくのともだちになって！と、誘っていくお話。
文章はそれだけだけど、とても色鮮やかで迫力のある絵！
１歳の息子もそんなねずみと一緒に、次々と出てくる動物に釘付けです。

ねずみ年でねずみの絵本を選んで読んでいます。題名にあるとおり、ねずみがいろいろな動物に「ともだちになって！」と声をかけます。

息子と一緒に当てっこしながら読みました。簡単にわかるページもあり、そうでないページもあり、楽しかったです。

たった一言で物語を展開させていくのが、すごいと思いました。色使いもきれいだし、は小さなお子さんから幅広く遊べる絵本だと思います。

ねずみが友達づくりに出掛けたお話です。

言葉が「ね、ぼくのともだちになって！」のみで構成されていて、繰り返しが楽しめる絵本です。

最後には、ねずみの友達が出来ますが、友達が一匹だけというのは、なんだか寂しい気がしました。

たった一匹の大切な友達なんでしょうけど･･･
本文中には出てこないにしろ、裏表紙あたりに登場した動物たちとねずみが仲良く手を繋ぐ姿が描かれていると良かったのでは？と思ってしまいました。

動物が美しい！！！
いろんな色を重ねて丁寧に描かれているのがわかります。
本物にも見えるし、夢の中の動物にも見える。
息子は動物を指差しながら、何度も何度も繰り返して見ています。
下にヘビがいたのが最後にわかって面白かった。

ちいさなねずみさんが「ぼくの友達になって」と声をかけています。でも、大きな動物はあまり気がつかないようです。
けれど、ねずみさんはあきらめないところがえらいなと思いました。あきらめなかったから、ちゃんと素敵なお友達を見つけることができました。２匹で仲良く巣にはいっている様子がほほえましいです。

動物たちの、微妙な色合いのコラージュと形がすてきです。ちょっとだけ見えるしっぽのレイアウトも楽しいです。

小さい子向けの絵本かな？と、思いながら読みましたが
しっぽ当てクイズのようで小学生にも楽しめました。
しっぽだけを見る機会も余りないので
すごく考えて、当たったときの喜びようはテンションが上がりますよ。
腹ペコあおむしも登場して、子供達も大喜びでした。

エリック・カールの絵が主人は好きなようで、私はさほど乗り気ではなかったのですが、主人が初めて娘に買った絵本です。

次に何が来るのかな？というワクワクした感じが大好きで、娘も何度も読みました。結構小さいうちからでも楽しめる一冊だと思います。

まず、本を読むときに題名から読みますよね？
娘が一言。『なんでお友達になってっていってるの？と。。
いつもなら、だらだら聞いているのにしっぽの正体が気になるらしくひとりで横でめっくって『正解は〜』と言って弟にクイズを出しています。
エリック・カールさんの絵はとてもきれいなので弟はいつも表紙が気に入って絵本を選んでいます。
いろんなしっぽが出てくるので、動物好きにはたまらないし何回読んでもおもしろいですよ。
最後にねずみさんを見つけてお友達になるのですが子どもの世界でもお友達を見つけられるといいですね。
幼稚園でおんなじクラスの子はいいけど、他のクラスは交流がないですから。。。

小さなねずみくんの友達探しの旅は
大好きな動物のしっぽあてクイズも
交えて楽しみました。

次々に出てくる動物の反応。
顔を見て気持ちを読み取っていました。
子どもたちの反応もお話も
少しだんまりこおろぎに似てるなぁって
思いました。

最後にずっと絵本の下にあったみどりの線が
へびさんだったのには、みんな驚いてました。