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まほうのなべ」 みんなの声

まほうのなべ 作・絵:ポール・ガルドン
訳:晴海 耕平
出版社:童話館出版
本体価格:\1,300+税
発行日:1998年
ISBN:9784924938908
評価スコア 4.31
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みんなの声 総数 15
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  • 始めより終わりを忘れたら恐いんだな

     このお話は、随分前に目にしたことがあります。
     母になり、こういう形で再会できるとは、思ってもみませんでした。

     ヨーロッパ(東欧・北欧)中世の頃でしょうか。
     貧農(農奴)の苦しむ時代。
     
     食べるのものも底を尽き、森へ、苺や胡桃を探しに出かけた女の子。
     今日は運悪く、ひとつも見つかりません。
     森で、不思議なおばあさんに出会って、お鍋をもらいます。
     お鍋を使う時の約束の言葉を教えられ、家へ帰った女の子は…。

     オートミールのポリッジの説明をしようとしたら、「あ〜おかゆね。」とあっさり息子。
     
     さて、夢のような鍋を手に入れた母子。
     娘の留守に待ちきれず、おかあさんが調理をしたは良いけれど、ここから先は、「うわ〜〜〜〜〜。」でした。
     オートミールの熱い海の中、喜々としてそれぞれの器ですくい上げ食べている村人の様子に、「良かった」と息子。
     このお鍋ひとつで、村人みんなが救われたんですね。
     
     色彩の数を抑えた絵が、また当時のひもじさを良く伝えていました。

    「始めより終わりを忘れたら恐いんだな。」とポツリと息子。

     当時の人々の願望の詰まったようなお話でした。

    掲載日:2009/10/28

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  • 題名

    題名がとても神秘的で魅せられたのでこの絵本を選びました。表紙の鍋もいかにも魔法の鍋らしく存在感がある素敵な形で魅力を感じました。こんな鍋があったら一生困らないだろうなと思いました。素敵な鍋にうっとりしました。一番素敵だったのは溢れたオートミールを独り占めしないで村の人にも気前良く分けてあげる場面でした。心の優しい主人公達の家族がこの鍋を持っている限り村の人は幸せに暮らせると思いました。

    掲載日:2009/01/13

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  • 火傷しなくてよかった

    息子と一緒に読んでいて、初めに出てくるおばあさんが悪い魔女に見えて、怖い話と思い込んでいました。オチも怖いことが起きると二人で勘違いして読み続けました。

    ひもじい世界って私も息子も経験したことがなく、私も海外で見たり本で知っただけなので息子にも昔はこうゆう時があったことを話しました。病気が治せない、いっぱい食料を作れない昔の話。オートミールも知らなかったのでおかゆと置き換えて読みました。
    おかゆばっかりで飽きないのかなと息子の一言。
    本当にひもじい思いをしないと理解できない。幸せなんだよと伝えました。

    鍋からどんどん作られたときは、おかゆが熱いって認識なので火傷しちゃうよねって心配しました。結局町中の人が潤ったのですが、怖い魔女はいい魔女だったんだねと笑いました。
    結局約束は守らないとダメってことなんでしょうか?

    掲載日:2018/03/26

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  • ストーリーテリングでも

    このお話は、「おいしいおかゆ」というタイトルで、ストーリーテリング(素話)で聞いたことがあります。とても好きなお話だったので、絵本で読めるというのもまた嬉しかったです。
    ポール・ガルトンの絵には、独特な魅力がありますね。本当にオートミールが、なべからブクブクふわふわと流れてくるように見えました。

    掲載日:2016/06/01

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  • ハラハラ

    心優しい女の子が森の中で、おばあさんから魔法の鍋をもらいます。オートミールに馴染みのない子供達も、お粥みたいなものだよと説明するとすんなり理解してくれました。オッチョコチョイなお母さんの仕業でお鍋は大変な事態を引き起こし、途中ハラハラさせられますが、最後のページで皆が美味しそうにオートミールを食べている姿を見て一安心。魔法を使う時は慎重に、ですね。

    掲載日:2015/12/08

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  • 結果オーライ途中ドキドキ

    7歳5歳の娘たちに借りてきました。

    貧乏な女の子が森に木の実を探しに行ったときに、黒いマントのおばあさんが魔法のなべをくれました。魔法の言葉をかけると、何もないなべからオートミールがぐつぐつ。止める魔法をかけるとちゃんと止まるんです。でも、娘がいないときにお母さんが止める魔法を知らないで、オートミールを出してしまったら、大変なことに。娘たちは「たいへーん」「どうしよう」と興奮。でも、かえって良かったのかな?みんなで分け合えたので。ドキドキ感たっぷりです。

    掲載日:2015/10/05

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  • オートミールがあふれ出す

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子21歳、男の子19歳

    グリム童話に収められている「おいしいおかゆ」に相当する伝承話の再話。
    貧乏暮らしの女の子が、森の中へ食べ物を探しに行き、途方に暮れていると、
    不思議なおばあさんから「まほうのなべ」をもらうのですね。
    教えてもらった呪文を唱えると、煮えたオートミールでいっぱいになるというすぐれもの。
    でもある日、女の子の外出中、お母さんがかわりにまほうのなべを使ったものの、
    止める呪文を忘れて大騒動になるのですね。
    もちろん、無事解決しますが、村中にこぼれたオートミールをみんなが優雅に食べる様は
    何とも大らかですね。
    古風な絵だけに、雰囲気たっぷりです。
    やはり呪文が効いているところが魅力でしょうか。
    幼稚園児くらいから楽しめそうです。

    掲載日:2015/06/11

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  • ありがちな展開ですが

    • さみはさみさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子1歳

    「魔法」に興味津々の4歳の長男に読みました。

    ありがちな展開の話で、魔法をかけたはいいけど、止め方がわからないという内容。でも、その展開の中に、このような話ができた背景になるような貧しい時代が描かれています。

    でも、それが暗く重くならない滑稽さがいいです。

    掲載日:2013/06/18

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  • オートミール

    魔法の鍋があったらいいなあって思いました。毎日、毎日オートミールがいっぱい食べれて羨ましいです。でも、私もこのおかあさんのように止め方を忘れてしまうかも知れないかなあって思ったり不安にもなってきました。でも、この絵本は、お腹を空かした村人たちの為に役にたったんだからよかったんだと思いました。オートミールが、飽きるまで食べたくなりました。

    掲載日:2013/04/09

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  • 「まほうのおなべ」「おしいいおかゆ」呪文でおかゆを作り続けるお鍋のお話はいろいろあって、登場人物も親子だったり、主人と弟子のようにいろいろあって、展開にもいろいろあって、先入観で読み始めると、肩透かしにあったような楽しさがあるのが、このお話です。
    ガルドンさんの絵が、ちょっと意地悪小僧的なので、娘のまねをして大変なことの原因を作ったお母さんが、平和な状態でお話が終わることが不思議な一冊です。

    掲載日:2013/04/08

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